なぜゲーム系ライターにはなるべきではないのか?を元ゲーム系ライターが足りない頭を捻って懸命に解説する | ページ 2 | ゲヲログ2.0

なぜゲーム系ライターにはなるべきではないのか?を元ゲーム系ライターが足りない頭を捻って懸命に解説する



スキルの壁

俺はスキルにならないとは決して単純には思いません。高度なライターになるために、文章のスキルを磨いたり、英語力を磨いたり、あるいはデザイン面とかでもきちんと貢献できるような有能なライターになるために努力することは無駄ではないと思います。ですが、そうではなく、「まぁ、ライターで稼げればいいや」程度で取り組むのはかなり難しいものがあると思います。そういった軽い気持ちでやると、先じて書いた英語の壁・時間の壁にぶち当たるほか、スキルも伸び悩み、結局潰しのきかない職業に落ち着いてしまう、ということもままあるでしょう。基本アナログな作業ですから、積極的になんでも吸収したいという意欲がないとなると…という条件付きでスキルにはなりにくい。何がなんでもライターで一生稼いでいくんだっていう意欲がなければオヌヌメはできない職種です。先人にはオウンドメディアを自前で作って、そこがサイトごと接収されてからできる準大手サイトってのもあるようですから、それぐらいの気持ちがないと結局条件が折り合わず途中で職務をドロップアウトせざるを得ないということもままあることです。長く続けられる職種では基本的にはありませぬ。

社会保障の壁

ゲーム系ライターというと基本的に所属がフリーランスになるでしょうから、今ニュースとかで話題のように、社会保障は皆無だと思った方が良いです。契約で自由業・自営業として働く以上、公的な保証は基本ありえません。最近になってフリーランスも労働組合の権利があるとかないとかいろいろと話題にはなっていますが、なんだかんだ言って、個人契約の家庭教師とさほど変わりない。社会保障は自由業・自営業とまったくそん色ないものです。サポートは皆無・自分で自分のことはやれって言われるはずです。もっとも例外もあるでしょう。それが、フリーランスから契約している株式会社の正社員に登用されるという例外です。ですが、これもかなり難しいです。そもそもそうした登用制度があるのはかなり珍しいですし、特に在宅から~と考えていると難しいでしょう。登用されるにあたってオフィスに出社せよとの命が下るでしょうし、たぶんかなりの時間的制約を食らいます。副業でというわけにはいかなくなるので、ぶっちゃけ結構ブラックな仕事になると思います。先んじて書いたように様々なことを全部自分でこなせるスキルが求められていくのも事実でしょう。このように、ゲーム系ライターから社員になるのは、そもそもそのこと自体がかなり難しい他、なれたとしても条件はかなり厳しいはず。


…ということで決してオヌヌメできる仕事ではありませぬ。
まぁ、職務のプロを目指す以上なんでもどの仕事も同じっちゃ同じですが…