アニメ「推しの子」は不謹慎なのか?
あたしも見ている、今季から放映が始まった人気アニメ「推しの子」(漫画原作有)で、アニメ内で表現された恋愛リアリティショーの自殺未遂事件を巡り、実在した恋愛リアリティショーにまつわる自殺事件となぞらえ、当アニメが不謹慎である、という見方がある。【はたしてこれは本当なのだろうか?】結論:ぶっちゃけて言えば、『白黒はつけられない問題』だろう。この問題はムズカシイです。自殺されたかたの家族・当事者にしてみれば、そうとらえられても仕方がない面があるでしょう。ですが、こういった事件事例の似ている面、という点は社会の中でも散々散見されるものであって、これだけが特に該当する、とまでは言えないとあたしは思います。例えば、アニメ「名探偵コナン」(こっちは青山先生の漫画原作有)で作品内での架空の事件事故を実際に起きた事件事故となぞらえて、批判する人がいてもそれはおかしくはなく、ままあっていいことだと思うのです。当事者としては、いかに客観に徹しようとしてもそこには主観が介在してくるわけで、連想を想起させてしまう...という理論は心理学にもありますね。これはこれらのアニメーションだけには限りません。例えば、午後...