二次創作ブツ

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The Binding of Isaac SS ~盲目のアイザック~

僕の家は僕と母とで暮らしたいい思い出のあるうちだ。ただ、ある日、天から降ってきた悪魔に母が供されたことで、その思い出に終止符が打たれた。 その日以来、僕は母に家に閉じこもるように言いつけられた。次の日、僕は母に大きなハサミカッターで脅されて部屋に軟禁された。 その次の週になると僕は僕の周囲の異変に気が付いた。僕は僕の家の僕の部屋の窓から周囲を見渡したけど、道路に車走っていなければ、人一人すら通らない。 次の次の週になると、母は悪魔の声に毒されるようになった。すべて僕が僕の部屋の鍵穴からリビングルームをみたことだ。母はこういつていた。 「神よ!息子を、息子の命を捧げます!神の祝福に歓迎あれ!」母はこういうと、僕の部屋に入り込んできた。僕はとっさに南京錠をかけて部屋を密室にした。だが、母は僕の部屋に無理に押し入ろうとして、ドアごと錠を壊し始めた。 僕は戦慄し、逃げ道を探したけど、窓は閉じられ空くことがない。そこで、僕は部屋のカーペットをめくると、信じられないことに出くわした。僕の部屋のカーペットの下にはダストシュートが作られていて、そこが得体のしれ...
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フィアドラSS~【ティアラと】今から遡ること20年前のこと【ディア】

私がいじめられていた時、助けとなったのは兄の存在だった。兄は言ってくれた。いつでも私の傍らに寄り添って。 「いいか、ティアラ。はじめから飛びたいと思って生まれてくる鳥はいないんだ」私はきょとんとして兄に返す。「なんで?」 「それがあたりまえだからさ。はじめからできることはだれも望まないからさ」「だからな、何かを成し遂げたいと思ったら頑張るんだ。」「でも、頑張って頑張ってそれでもできないときは、兄さんのところへ来い。いいな?」 私は元気づけられて...涙をたぐりながらうなづいた!「うん!」 20年後、世界をカタストロフ(滅亡)から救う兄妹の名、此処(ここ)に記そう。その兄妹(きょうだい)、兄妹(けいまい)の名”ティアラ・マウザー”と呼ぶ。そしてその兄、兄男(けいなん)の名を”ディア・マウザー”と呼ぶ...。
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ゲーム「OPUS 星歌の響き」再涙シーン振り返り

『学名:エイダ・ラム』 『品種名:魂芳花(こんぽうか)』 『原産地:鉱業連合アリアナン』 紅楼は退役後、お師匠の手によって改造され、今の形になったの. お師匠は草花の種々を大切に保存しててね. いつか星々を回って、花で商売をしようって. それがお師匠と私の、私たちの夢だった... いつの日か紅楼が山塊を離れたら、故郷に来ない? 私たちの故郷に. 私たちの故郷... そこはね. 一年を通して四季があって... ” いつも花が咲き乱れているの (There Are Always In Full Bloom) ... ” ※画像:どぴかす氏(線画修正・彩色をご担当)との合作・ゲーム「OPUS 星歌の響き」より引用. ☞拙著:日本語レビュー ☞ご購入はSteamで
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バイオハザード RE:2 SS「第四の生存者」

合衆国の静寂の街Racoonにて... いつもそうだ。あいつが帰ってくるときはいつでもあいつひとりだけだ。 発煙筒を焚いて建屋屋上にて待つ、ガスマスクをつけたジャケット姿の男。ショットガンを小脇に抱えた孤独に佇むその男を見て、ヘリを操縦するUmbrellaのαチーム救援航空部隊の操縦士は思う。 その男”だけ”は生き残る。いつでもだ。 仲間を無理に助けることなく、一人淡々と仕事をこなして来る。どんなに困難で無理無謀なオペだってこなしてひとりで帰ってくる。名を明かすことない、Umbrellaの直属の伝説部隊の隊長。あいつのことを俺らは”Grim Reaper”と呼ぶ。「死神」のことだ。 Operation Racoon...ここでの生還もあの死神に課せられたひとつの任務に過ぎない。ヘリのOperatorは正確な操縦をこなし「死神」を機内へ迎い入れた。 「またあんたか...HUNK、死神の名は建前じゃないな」 ”死神は死を未だ知らず” 今、ReaperのRacoonでの任務は、閑静な街に鮮烈な禍根を残して去ろうとしていた... ※画...
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バイオハザード RE:2 SS「背後・そして少女とその父の婚約指輪」

「あなたもゾンビ?」 少女は一人の女性に呼びかけるとその女性は答えた。 「私は人間よ。安心して。」 「ほんとに?そういうのがうじゃうじゃいるの...」 「本当に本当よ、ご両親は?」 ひとことふたことのやり取りのあと、少女は質問に答える。「あたしの両親はUmbrellaの科学者よ。お母さんはお父さんを探しに行ったの…」女性―Claireという名の―強い瞳をした女性はさらに続ける。「大丈夫、私が守ってあげるから。お父さんはどこにいるの?」 Outbreakの後わからないことがあまりにも多すぎる。そのようにClaireは思うと、かの少女の次のか細い声を聞いてハッとした。「パパはね...もういないの...」Claireが”そのこと”に気がついた後、何か心の深部で動く、元来人間だったあるものに対する疑念が生じた。人間でもないが、怪物でもないもの。その”もの”はつぶやくとClaireの背後に迫ってきた。 「SHERRY...」心の闇から発せられたうめき声の音。直後、Claire Redfieldの後ろから、まだ原形をとどめている薬指の部分に確かに指輪...
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うたわれるものSS「エルルゥの涙」

エルルゥの瞳には輝きがある。 いつでも彼女の料理は最高だった。いつだって純粋で、だれよりも行いは潔かった。薬剤師としての素質もあった。勇敢さも合った。女性らしさもあった。戦争における戦闘は得意ではなかったが、サポート役としての才能は秀でていて、その能力は味方のだれもが認めるところだった。 今、エルルゥは歌を歌いながら、みなと一緒に夢を見る。波吹く風に彼女はさらわれるように、意図せずともその風に乗ってしまうように、今でもかつての仲間たちと一緒に闘い泣き怒り笑いあった日々を思い出せる。仲間と一緒に闘い、仲間の死に涙し、仲間の傲慢さに怒り、そして仲間と晩酌を飲みながら笑いあった日々を思い出せる。 無論、すべてが楽しかったわけではない。ただ、喜怒哀楽に任せて、純粋な精神性を持ちうることがいかに素晴らしいことかということを大戦前には気につかなかった…。ただ、今かつての過去を思い起こすと晴れ晴れしいものがある。無論すべてが、あまたが楽しかったわけではない。 苦労もあった。涙があった。心が通じ合わない関係に悩んだこともあった。そして、なんといっても仲間の死があった。信じられ...
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追悼「約束」―千早の涙

あなたを失って心から悲しんで あなたをはじめて人として失ったことを悲しんで 心からそれを思いひきつなぐ糸があるということを学んだ 人が生きるということがいかに残酷で 苦しくて醜くてそれでもなお美しいことを学んだ 明日の見えない今日だからこそ いつでも一生懸命に生きようと君に教えてもらった 未来は見えないからこそ 希望の灯火が消ええないことを学んだ だからもう泣かないと涙を流しながらそう思う あなたを失ったことで学んだことがたくさんあるから 今日私が生きることで人は 無限の未来と無限の過去とつながり 刻(とき)の流れとして あなたを見送ったその姿はきっと今 私の道しるべになってくれると思う 千早の回は演出ともに素晴らしかったですね。アニメ史に残る傑作だと思います...。 それで今即興で詩を書いてみましたが。この音楽の合唱も素晴らしい。人間が生きるということはそれだけでどれほど酷でつらいことか、それでも一周してみて回ってみると、世界が変わって見える。押井の言うように、「人生はつらいもの」です。「小学生にとってもサラリーマンにとっても」ですね。ですが、それゆえの人生と今いる世界の美...
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艦これSS「金剛、イージスへ」

金剛は思う。自分への命令に従っただけだ。命令はこうだった。「雷撃攻撃を被弾してもなお、前進せよ」と。潜水攻撃にまさかしてやられるとは思って見やしなかった。ほとんどの戦闘艦の大破は多くの場合戦艦同士の攻撃戦によるものだったはずだ。航空機爆撃にも対応は可能であるはずだった。だが、まさか雷撃とは思いもしなかった。 戦闘での艦砲射撃には誰よりも自信があった。自ら頼むところすくなく、自立した精神を持て。建造主はエゲレス・グリニッジで造艦を学んだ近藤によるものだ。金剛は自分のことを設計した近藤を心から尊敬していた。ただ消えゆく命は海軍の神社の中でも御霊として祭られる。自分がやられてもそれは同じだ。故郷に帰ることができる誇りをもって。魂として。仲間と一緒に戦った記憶が断続的に鏡のように映される。 「金剛雷撃被弾…金剛雷撃被弾…」  あと私の命は一時間もつだろうか?このまま被弾してもなお、進めと言われても。金剛は臆病な自尊心があった。いくつもの増改修を得て、第一次大戦から続く砲撃攻撃を主体とする戦艦。第一次大戦の経験として、現存するもっとも古い形の戦艦として、建前の誇りはあった。ひとなみに。ただ、自...