放送大学大学院はレベルが高い(概要+文系の研究+理系の研究+公衆衛生分野・各々について) | ゲヲログ2.0

放送大学大学院はレベルが高い(概要+文系の研究+理系の研究+公衆衛生分野・各々について)



記事の要約:放送大学大学院の研究内容は特に修士および博士後期課程で高い。就職には役に立たんが、院生の研究内容・密度・意識ともにすべてがハイレベルである。

知恵袋で放送大学大学院に対する批判が多いので勘違いをしないようにと書いておこうと。通信制の国立系大学ってのは今どきどの国でもあるもんで…放送大学の大学院のレベルはどうなのか?ちょっと博士課程⇒修士課程の順に簡単に解説する。

放送大学大学院、特に博士課程のレベルは異常なまでに高い…Dの論文はネット上で公開しなければならないというのが基礎になりつつあるので、(そもそも国立国会図書館に所蔵されるのは今も昔も変わらん)それが放送大学のHPから見れる。見てみるとわかるが、普通に大学の学長クラスのかたが歴史学の研究論文を書いたり、あるいは情報系に転じてみてもそれは同じ。バイオインフォマティクスがらみの情報生物学の高度な論文もある…非常にレベルは高いです。そもそものここの博士課程は入試倍率が8倍以上あり、国連大学などと同様、かなり特殊な立ち位置の大学院博士課程だと思われます。

修士課程も同じくレベルは高い。どっかで見ましたが、「放送大学大学院のレベルは低いです」という意見はなんも現状見てらん意見です。曰く「リサーチペーパーみたいなものばかり」と。ですが、あれは”オープンフォーラム”っていうて、論文の概要だけひとりひとりの持ち分をニ・三ページに要約、まとめたものであって、本来の修論は一人頭最低50pぐらいはあるはずです。フォーラムのほうはあくまで要約書であって、論文そのものを載っけたものではないはずです。あと、大学院修士課程臨床心理のとこも難関で一般的に知られています。通信制で認可がある心理系の大学院、しかも学費が低廉なとこってのは限られてるからね。だから、ここの倍率は異常なまでに高いです。今見て把握したけど、9~10倍はあるようです

確かに就職には役立たないかもしれないけど、論文のレベルも大学院生の意識(熱意含む)も極めて高いんですよ…次ページでは、砲台が主に担当している理系と文系の融合分野もしくは文系の学問領域の研究についてちょっと考えたことを述べさせてもらいます。