【野球】WikipediaのOPSの解説が回りくどく分かりづらいので脳筋の中卒が噛み砕いて解説してみる【セイバーメトリクス】 | ページ 2 | ゲヲログ2.0

【野球】WikipediaのOPSの解説が回りくどく分かりづらいので脳筋の中卒が噛み砕いて解説してみる【セイバーメトリクス】



んで、結局「OPS」って何なんだよw

まぁ急ぐな。まずは、初心に帰って、最初に戻ろう。解説したように、OPS=出塁率+長打率なので、0.00(0%)≦出塁率≦1.00(100%)かつ0.00≦長打率≦4.00であるから、OPSは最小値・最大値の間を取ると…(※ぶっちゃけこの辺りちょっとあやふやです!取扱い注意!)

0.00≦OPS≦5.00

となるわけでふ。例えば、長打って重要じゃん。まぁ確かにそうです。でもね、長打ばっかじゃ駄目じゃない?例えば、フォアボール(四球)の見定めとかデッドボール(死球)の割合も換算してから出塁を加味しなければ、野球の得点そのものとの関係性を紐解くことができない。結局、野球は効率よく得点すれば勝てるわけですから、その得点との相関を上手く表せる指標が必要だったわけだ。だから、セイバーメトリクスの開祖であるビル・ジェームス(George William “Bill” James)さんが作ったんだそうな。彼はこの分野のパイオニアだから、いろんなスポーツライティングとか野球の相談役みたいなポジションから引っ張りだこなようだよ。

じゃあ、イチローの「OPS」て5じゃないの?

ごめん、んなことないんだわ。たしかにフツーそう思うじゃん?例えば、イチローは単打が多いのです。つまり、出塁率が高くても、長打率のところでこのOPSのでっかい部分を稼げないんだ(本当はこんなに簡単な話ではないらしいが…)。つまり、シングルヒットが多くてもチームに勝てる要素をもたらす、”安打における”重要な得点指標ではあまり高くはないわけです。それでもOPSはこう分類されてます。

A
素晴らしい
.9000以上
B
非常に良い
.8334 – .8999
C
良い
.7667 – .8333
D
.7000 – .7666
E
平均以下
.6334 – .6999
F
悪い
.5667 – .6333
G
非常に悪い
.5666以下

イチローのOPSがMLB通算で0.757だそうですので、しっかりと並~良いの値を残している。これがMLBでの長年のキャリア通算で出した値なので、すごいことなのには変わりがないわけです。ただ、確かに当時ヤンキースはもっと長打者が欲しかった、というのはこういうところに理由があったと思われます(実はイチローはヤンキースに所属していた時期があることをご存じの野球少年は未だに多いことでしょう)。あと、OPSは”盗塁”とか”走塁”の部分を丁重に無視しています。”OPSとイチローとは相性が悪いのは事実”なんじゃないかな?

イチローのセイバーメトリクス的評価

しかしながら、無論【勝利への貢献度】という側面をしっかりと統計ですくい上げるには、他の指標も重要ですので、決して仮にイチローがOPSでダメであったとしても、それだけで彼の偉大な野球人生が評価されないということでは絶対にないね。例えば、『BsR(走塁による得点貢献:Base Running)』とかいう指標もあるみたいです。


ここで我が力が尽きましたorz…あとは自分で調べてくれw
※間違いがあったらご指摘お願いします<m(_ _)m>