連載:ローグライト探訪記

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【連載:ローグライト探訪記】「Risk of Rain Returns」~2Dリバイバル作として復活&回帰

傑作RL「Risk of Rain」が帰ってくる!「Risk of Rain Returns」のことだ。 もともと「Risk of Rain」って2Dタイトルだったんだよね。それが「Risk of Rain 2」になってから、3Dタイトルになった。んで、この手のアイデアって従来からあって、個人的にはもっと豊富にあってもいい考え方だと思うんだ。2Dで作ったゲームを3Dに写像っぽく投影し別な空間と結び付けてリメイドする。あたしもアイデアとしては「Gearshifters」の開発者にこの写像表現をやったらいいんでない?ってツイートしたことがあったんだ。『お前の言ってることはよう分かる茄子』っていう返事がきちんと返ってきたw。こういう可塑性はゲーム制作においてあっていいことなんだよね。2Dで作ったゲームを3Dゲームに称揚させるってアイデア。数理的に言えば、3Dの微分系が2Dで、2Dの積分系が3Dじゃないか?だからこそ一時期話題になったカプコンの数学勉強会もあるわけですよ。バイオIPを支える数理技術ってこととしてな! サインコサインタンジェント、虚数i…いつ使うんだと思った...
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【連載:ローグライト探訪記】「Spellmasons」~ローグライク式”スペルのビルド”

2023/1末にリリースされる”小粒な”ローグライクゲームに「Spellmasons」というブツがある。この手のゲームは例のごとく”小粒すぎて”埋もれてしまいがちで、調べた限り、やはり日本語sourceで本作について報じているところはまったくなかった(おそらくどのゲームメディアもゲーム系ブログも邦語sourceでは報じていない)。だがパッと見、興味深いシステムを持ち合わせた、面白そうなタイトルだ。 このゲームは呪文・スペルのビルドを楽しみながらプレイするローグライク(ローグライト?)ゲームだ。なんでも『敵の猛攻撃を凌ぐ』ため(原文ママ)、シングルもしくはCo-opモードでプレイするタイプのターンベース式戦術ゲームだそうな。特にストーリーらしきストーリーは見かけられない。その分、デッキビルドよろしく!の多種多様なスペルによる無限的な組み合わせを楽しむ、熟考しながらプレイできる戦術タイトルになる見込みらしい。冒頭示したゲームプレイトレイラーを見る限り、ターンベースといってもシレンなどのように升目で区切られたエリアを進むわけではなく、シームレスにつながったエリアを進む形の...
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【連載:ローグライト探訪記】「EMPTY SHELL」~見下ろし型白黒ホラーローグライトSTGという特異点

ゲーム「EMPTY SHELL」のリリースが2023年、Steamにて予定されている。『製品版が楽しみ』として本IPを伝えている日本語ソースの企業はゲムスパぐらいか(随分と突っ込んで長くレビューしてるので、かなり参考になる記事だ)。プレイヤーは、日本国内のとある秘密施設を舞台に、【ボランティア】として派遣されたキャラクターを操作し、【回収作業】を遂行することになる。果たして施設に秘められた謎、とは何なのだろうか。ゲームの特徴性を翻案し、箇条書きで書き出してみよう。 ・トップダウン(見下ろし型)STG ・白黒のコントラストで表現される独特なホラー要素 ・プロシージャル生成ダンジョン ・武器や弾薬といったリソースの活用 ・ローグライト特有のアップグレードシステム IPについてはゲムスパが報じてるぐらいで、他のメディアはほとんど反応してないので、ニッチなところを突いたゲームなことであることは間違いないだろう。ただ、この手の”新しさ”を追求したセンスは賞賛すべきだ。まず2Dの限界性に挑んでいること・ローグライト+ホラーという新境地を切り開こ...
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【連載:ローグライト探訪記】「ENDLESS Dungeon」~予約販売スタート!

ジャンルクロスオーバーなゲームENDLESSシリーズの最新IP「ENDLESS Dungeon」の予約販売が20日始まった。4Gamer.net doope!などが報じている。なお、本発売日は5月18日になるという。対応プラットフォームPC/PS/Switch/Xbox。だが、海外向けSwitchのソフトストアでは、本記事執筆時点で販売は始まっていないようだ(現時点ではPC/PS/Xbox各ストアで予約販売が始まっている)。 上述の4Gamer.netの記事では、本作の簡単なゲームプレイが動画と共に、コイツが「Endless Space」 「Endless Legends」に連なるIP新作であることが説明されている。また、クリスタルを守りながら、SFの世界観の元、モンスターと激しく銃撃戦を繰り広げるゲーム性について、簡潔な記載がある(本作はローグライト/見下ろし型タクティカルアクション/タワーディフェンスの混合的ゲーム性がウリだという)。一方、doope!の記事では、プレスリリース関連の報道内容を伝えている。これによると、予約販売のバージョンによっては今すぐプレイできる...
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【連載:ローグライト探訪記】「Breachway」~[FTL meets Slay the Spire]を名打つ有力ゲーム

を名打つゲームで、Steamerの間で知名度があるのは良作「For the Warp」(Steam)だろう。ただ、このゲームに難点があって、そのうち間違く多くの日本人Steamerに共通する点があるとすれば,,,”日本語化されていない”という点だろうナ。日常会話程度の英語力だけでこの手のゲームのプレイをしようとすると、状況は難しくなる。ローグライトデッキ系はやり直しが効かない勇み足が必要なゲームで、カード能力の把握を適宜しっかりとしなければならないからだ。 そんなことを思ってライブラリを探ったりストアを探ったりしているとひとつのタイトルが代替候補として挙がってきた。それが「Breachway」つータイトル。4Gamer.net(2022/12/21の記事)、ファミ通.com(同じく2022/12/21の記事)、AUTOMATON(またまた同じく2022/12/21の記事)らが、そのタイトルに関して一早く報じている。記事の投稿日時が同じなのはおそらくプレスリリース型の報道だからだろう。それによれば、本作は攻撃型の宇宙船を主題とした、王道系のローグライトデッキ構築シミュレー...
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【連載:ローグライト探訪記】「Mahokenshi」~へクススタイルのターン制戦術系ローグライトカードゲーム

特殊なローグライトカードゲー「Mahokenshi」のリリースが2023/1/25に迫ってきている。4Gamer.net(2022/8/26の記事)・AUTOMATON(2022/12/1の記事)・ゲムスパ(2022/12/1の記事)が既に報じている。開発はフランスのデヴェロッパGame Source Studioが担当し、パブリッシングにはインディーゲーの世界で良く見聞きするオランダのIceberg Interactiveが就いている。マルチランゲージ対応で、日本語にも対応する見込み。刀と魔法の能力を持ったデッキを構築・それらを駆使して、島々からその腐敗の源となっている敵を倒すことが、ゲームの目的となるらしい。『刀』と『魔法』だからこそ、タイトルは『魔法剣士』(のローマ字表記)というわけだ。なぜ、日本語ローマ字表記なのか?は謎だけど...ひょっとして、作っているのがフランスの知日本派のかただからかもしれない。 「Mahokenshi」は、へクススタイル(六角形の升目移動方式)の形をとったターン制の戦術系ローグライトカードゲー。同作のSteamページによると、用意さ...
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【連載:ローグライト探訪記】「A Bit of Tactics」~”軽く”て”やり込み具合ある”タイトルか

来たる1/20、今流行りのマップ系の亜種ローグライトゲームに属する新タイトル「A Bit of Tactics」がSteamにてリリースされるようだ。トレイラーを見る限り、けっこう面白そう。ちょっと驚いたけど、ゲムスパですら今作に関しては関連情報を報じていなかった。開発・パブリッシングともにKreamyLandが手掛けるようだ(そのTwitterアカウントにはチェコ国旗のアイコンが掲げられているので、チェコのゲーム会社である可能性が高い)。当該Twitterアカウントの開設が2022/9であることを鑑みると、出来立てホヤホヤのゲームであるだけに、速報性ではコアゲーマーにとって定評のあるゲムスパですら詳しい動向を追えなかったのかもしれない。 ゲームはタイルで仕切られた盤面状のマップを舞台に繰り広げられるタクティクスタイプのローグライトタイトル。いわゆる「Into the Breach」に独自の解釈を加えたであろうブツといっていいだろう。公開されているトレイラーにはAP(おそらくアクティブポイントの略語だろう)という記載があるので、エネルギーを消費しながら高効率な...
ゲーム関係

【連載:ローグライト探訪記】「Cyberwar: Neon City」~EtGやNTに並ぶポテンシャルありけり

1/6にYouTube上でゲーム「Cyberwar: Neon City」(開発・パブリッシングともにCyber Monkey Studiosの手による)の新たな一面を紐解けるゲームプレイトレイラーが公開された。一息ついて今見てみると、このゲームがリリースするころには良く仕上がる可能性を随分とズッシリ感じさせられる出来になっている。もちろん、本作だって、先達として「Enter the Gungeon」に端を発するゲーム種に属するタイトルであることは明白だ。なぜ、そうなのか?なぜ、EtGは傑作であり続け、この手の見下ろし型ローグライトACTの市場を席巻してきたんだろうか?ちょっと考えてみよう。 まずその要因は、もともと「Enter the Gungeon」の完成度が高すぎた、という明確な理由付けにある。ガンジョンの発売以降、ガンジョンに酷似した同じようなタイトルはいくつも出ては消えていったが、それらはすべてにわたり、ガンジョンそのものを完成度の点で超えることが出来なかった。もとより、ガンジョンと同じデヴェロッパが作っている後継作ですら、ガンジョン元来...
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【連載:ローグライト探訪記】「Siege of Dungeon」~HKメーカの作るRL-RPG

香港のゲームメーカBinary Tree Studioが作る、TRPGにローグライトのエレメントを混ぜ込んだターンベースゲーム「Siege of Dungeon」の早期アクセス開始日が2023年1月12日に決まった。同タイトルのクラウドファンディングは、Kickstarter上で支援が募られた経緯があり、325人のバッカーから89,006香港ドル、日本円に単純換算すると約150万円の金額を集めることに成功していた。初めのストレッチゴールが75,000香港ドルだったため、最低条件はクリアーしたものの、その延長上にあるストレッチゴールは達成できていなかった。 ゲームの内容を簡単に邪推すると、ダンジョンクロウル+パーティ製ターンベースRPG+ローグライトと言った感じか。味のある粗目のドット絵が特徴的で、TRPGに種々のエレメンツをミクスチャしたようなゲームとなっている。ダンジョンはプロシージャル生成で構成され、ローグライトよろしくリプレイ性の高い秀逸なタイトルに発展する見込みがある。ストーリーとしては、地下深くに根付くステージを踏破し尽くし、ダンジョンの覇者となる...という...
連載:ローグライト探訪記

【連載:ローグライト探訪記】Creature Cauldronの挑戦、フィッシングローグライトRPG(!?)へ続く…

インディーゲームデヴェロッパCreature Cauldronの処女作である、VSフォロワーなローグライト「Spirit Hunters: Infinite Horde」は確かに興味深いタイトルだ。グラフィカルな動きには乏しいものの、静的でありかつ独特な色彩で彩られたデザインは、おどろおどろしさを感じさせる出来だが、同時にSFC世代のなつかしみも覚えるところアリ。VSフォロワーとして基本的な設計の考え方は盛り込んであるし、アーリーアクセスとして今後の進展に注目すべきタイトルといえるだろう。だが、同デヴェロッパとしては”本業”のほうも忘れておらず、今後リリースされる挑戦的かつ野心的なタイトルに着手している、という。それがフィッシング系ローグライトRPG「Battle Fishing Masters」というブツだッ! ※画像:Steamより. このタイトルは、SteamページのSSを見る限りまだアーリープレα版しかできていないようで、そのバージョンナンバリングも0.1.963となっている。完成にはまだほど遠いようである。一言で言えば『フィッシングチャンピオン決定王大...