開発・配給ともにDDmeow Gamesが手掛ける、新作ローグライトデッキ構築ACT「サイバーパラダイス」の情報が徐々に明らかになってきている。ストーリー・システムともに非常に興味深い側面をリリース前から魅せつけている一作だ。ゲームの舞台となるのは、シミュレーション化された世界。この世界はゲームのようにコンピューターによりシミュレートされているものに過ぎず、一定のアルゴリズムに沿って再生されているに過ぎない。希望の無くなった世界で、主人公のハッカーHayleyはサイバー空間上に〈楽園〉＝〈サイバーパラダイス〉を作ろうとする。愛犬DDmeowとともに…
ある時、このHayleyの元にMiniという犬の顧客が訪れる。Miniは死んだばかりで、人間Samuelを現世に残していた。Miniの願いを叶えるため、Hayleyは奮闘する。これがゲーム「サイバーパラダイス」の最初のエピソードだという。HayleyはMiniのデジタル情報の残骸を再構築して、この顧客のため、パラダイスを構築することを目指す。ストーリーが極めて現代的でポモな雰囲気を醸し出しているのはわかるんだが、一方で詳細までわからんのは、システムの方である。ローグライトデッキ構築、というと基本ターンベースを思い浮かべるが、今作の場合、リアルタイムバトルの最中でデッキを構築しカードを切っていくタイプのゲームになるらしい。様々な武器をデッキ構築のプロセスの中でリアルタイムに駆使していく点に魅力がある、と推測できる。
ゲーム「サイバーパラダイス」の対応言語は当該Steamページによれば、日本語・英語・中国語となっていて、今からローカライズにまで期待できそう。Kickstarterでクラファンも予定されている。これは2023年内に行われ、ゲーム自体は2024年のいつかにリリースされる見込み。Steamコミュニティでは既にゲームプレイの様子が再生されていて、フツーに面白そうである。アート・ディレクション・イノベーションといった観点で、2023のゲームアワードにもいくつか輝いており、その様子は本作Steamページでも明らかにされている。そうだなぁ…仮に一言で言うのであれば、戦闘・犬・カフェゲーである。そして絆の物語でもある…
