いやぁ「Breachway」けっこうおもろいですね!これね、銀河探検のSF宇宙船ローグライトゲームだよね。1vs1(でいいんだよな?)の宇宙戦が何回か続く。そうしてステージを順繰りにクリアリングしていって、目的地を目指す。「StS」に近い?っていうと、確かにまぁそうですはある。けど、多くの意味で√取りが複雑に交絡していてやってて新鮮味があるね。宇宙が舞台なだけにビジュアル的にも映えてるしな。
進行ルートはけっこう自由が利くんだけど、様々なADVパートがあって、合間合間に搭乗員の会話が挟まれる。いわば問答のような形で宇宙を旅する彼らの会話パートを見ていくことで、物語に深みを感じるよね!そうしたイベントが多くあって、ゲームの持つ”宇宙観”のようなものが物語を多彩に彩っている。派閥・仲間・勢力…この宇宙で生き残るにはこれらを全てうま~く活用し、アクティブな能力をガッツリ会得していく必要があるんだ。
そもそも単に戦闘と言っても、デッキの構築がけっこう複雑(なによりもデッキ種が多い)なのに対して、チュートリアルも付いてて理解しやすい敷居の低いゲームシステムは、コントラストが効き全体的にしっくりとまとまって上手~く出来てる。そして、ローグライトとして、単一最適解だけがあるわけじゃあない。装備・ゲッツできるアイテム類・付加効果(バフカードやバフアビリティ)・部位破壊というような要素があって、単純に最適解を導けば勝てるってほど簡単なゲームじゃあない。
まぁ細かく見ていけば、粗はあるんだろうけど、かなりの良ゲー。この艦隊宇宙戦をテーマにとったローグライトゲームはこれまでも結構出てきていて、それなり・トントンの評価を得るだけだったタイトルが多かったと思うよ(一番有名な「FTL」は満場一致で神ゲーっていう評価だけど、「For The Warp」とか「Trigon: Space Story」はそれなり・トントンな評価)。でもこのゲームはいろんな攻略法があって、二種三種と工夫や捻りが利いているから、「FTL」以来の良ゲーとしてこの分野で期待出来そうです。
デモ版、日本語でプレイできます☆