有限会社ノーツ~清武・奈須らの主導によって子ども食堂支援の慈善団体を設立していた | ゲヲログ2.0

有限会社ノーツ~清武・奈須らの主導によって子ども食堂支援の慈善団体を設立していた



TYPE-MOONブランドで知られる有限会社ノーツが慈善団体を設立していたことをITmediaが伝えている[関連リンク]. 財団の正式な名称は「一般財団法人ノーツすこやかこども財団」というものでその設立時期は2023年4月3日のこと. 公式HPによれば理事に清武伸之(有限会社ノーツ)・山口誠(株式会社山口誠デザイン)・小野木航(株式会社アニプレックス)が就いている[関連リンク]. どの理事も各社の部長や代表や取締役クラスの幹部でかつ財団代表を務める清武はノーツ設立当初からTYPE-MOONブランドに関わる古参として清兵衛の名でファンの間で知られる人物だ.

気になる財団の運営内容は何かというと…千葉県内の子ども食堂に資金拠出する慈善団体とのこと. HPでpdfファイルとして公開されいている定款によればノーツ主要メンバーと推測される奈須國広も評議員として関わっている旨が公開されている[関連リンク]. ITmediaが伝えるところによればこの財団は奈須の声かけで始まったものだという. 子ども食堂への資金拠出の使い道は食堂の運営資金のほかゲームや漫画などのストーリーに関わる創作物の購入にも充てられるという点が特徴だということも同メディアの記事で明らかになっている.

さらに深く突っ込んだところを解説するとその事業内容は三つに分かれるという. まず既存のこども食堂運営支援(Aコース)とそのスタートアップ支援(Bコース)さらには地域ネットワーク団体支援(Cコース)にも助成を行う. スタートアップ支援というのは設立から二年しか経っていない子ども食堂に支援するもので地域ネットワーク団体支援というのは関連するセミナーやイベントに対して支援するというものだという. HPによれば『毎年春先に募集を行い夏ごろに一年分の助成を行う』方針. 既に一年目の今年分は現段階で助成金交付の段階に入っていて選考委員会による採択および採択済団体向け説明会開催は終わっているという[関連リンク].

かつてゲヲログでも記事にしたようにノーツはゲームIPの統括を行う高収益な有限会社であることには間違いないだろうから各コース分に割り当てられる助成金30~60万円(合計して120万円ぐらいで運営にさらに金がかかっているだろうから120万超)ぐらいの拠出はそれほど負担にはならない・らくちんなんだろうなというのがあたしの印象[関連リンク]. だが言うは易く行うは難しというだけあってこの試みはマジで素晴らしいことだと思う. 財団が管理するYouTubeチャンネルで限定公開されている動画にて助成団体向け説明会の様子も見ることができる[関連リンク].

つまりあたしらの課金が世の中に役立っている…ということらしいw