【Steamゲームレビュー】「Young Souls」~単なるソウルライクにとどまらず工夫趣向に富んだオリジナリティのあるベルトスクロールACTゲーム | ゲヲログ2.0

【Steamゲームレビュー】「Young Souls」~単なるソウルライクにとどまらず工夫趣向に富んだオリジナリティのあるベルトスクロールACTゲーム



今日リリースされたゲーム「Young Souls」のレビュー。どうも、肝心な根幹の部分はすごく他のメディアが解説してくれているので、はしょって自分の感じることができたところを、ちょっとばかり頑張ってレビューしてみる…。

ゲームの概要紹介

Winストア版はなぜか現状”日本語サポートがない”と表記されているが、起動すりゃわかる通り、日本語ローカライズに『バリバリ対応しています』(w)。☟ごらんのとおり、敵キャラの発言に至るまでしっかり日本語で楽しめてます!(画像はWinストア版ですが、とりま同じものがSteam配信されてるちゅことで、Steamゲームレビューと銘うっておきますw)

初章のボス(?)であるディンコイひとつとってもヒット&アウェイのみでは対応できない.
敵の攻撃パターンが豊富で高度な戦術による対応力が冒頭からギッチリ求められる仕様.

ゲームは章立て(具体的にいうと本タイトルではそれを”ゾーン”式というらしい)で進行する。プレイ感覚はソウルライク系ベルトスクロールACTといった感じ。かなり異色を放つ独特なゲームであり、これまでプレイしたことがないような感触を受けた。というのも、ソウルライクのように相手との間合いを取って、うまく立ち回りながらドッジ&ロールで攻撃を受け流していくというお決まりのルールが求められつつ、それがベルトスクロールACT系のシステムと融合している。『ソウルライク』という言葉では表現が足りず、+α、つまりベアナックルのような”融通の利く”戦闘システムを用意しているのがわかる。このあたりかなり工夫したな、良く考え抜いたうえで作られているなといった印象を受ける。隅々まで微調整が為されていて、ゲームバランス面で優れている。ゲームデベロッパとして、俯瞰的な対応力を見せたなといった感じ。戦闘シーンの基盤は、ふたごの主人公キャラを入れ替えながら戦う、一騎当千方式に蘇生の概念を取り入れたものになっている。蘇生行動は章ごとにその上限が回復するという回数条件付きのアクションになってる。いずれにしたって、バッシュヘッジやロールをうまく駆使しないと切り抜けられないという戦闘システムが採用されている。蘇生には時間がかかり、ふたりともやられると章=ゾーンは巻き戻されやり直しになる。金策やレベルアップと習得技術の兼合い、およびアイテムのやりくりもゲーム後半になっていくに従い重要になるようだ。

※画像:ゲーム「Young Souls」および公式プレスキットより引用.