TYPE-MOONによる”まほよ”こと「魔法使いの夜」~Steam版発売へ | ゲヲログ2.0

TYPE-MOONによる”まほよ”こと「魔法使いの夜」~Steam版発売へ



Steam版「魔法使いの夜」の発売が2023年12月14日(Steam表記)に予定されている。

「魔法使いの夜」は、2012年4月12日にWin[初回版]・2012年8月10日にWin[通常版]・2022年12月8日にPS4・Switch版が、それぞれ発売されてきた経緯のある伝記ビジュアルノベルゲーム。そのPS4・Switch版の発売から一年経った今、Steam版が満を持して発売されることになる。確認できるだけでもPS4・Switch版の合計出荷本数は15万本を超えている。ファミ通によれば、Steam版はフルボイス・フルHD環境でプレイできて、その仕様は家庭用ゲーム機版に準拠するという(つか、ママ?)。開発:TYPE-MOON・ラセングル・ヒューネックス、配給:アニプレックスという布陣。キャラデザ担当は、こやまひろかず。

ゲーム”まほよ”は、TYPE-MOONのメインシナリオライターである奈須きのこによる小説を原作としている。この原作伝記小説は1996年に奈須によって執筆された未完のものであり、『魔法使いの女性と奇妙な共同生活をすることとなった主人公の少年』を描いている。「Fate」「月姫」「空の境界」などの傑作と並ぶ奈須によるライフワークのうちのひとつとされ、ファンの間でもTYPE-MOONを読み解くうえで重要な作品だとされることが多い。ゲームは、ビジュアルノベルの魅力を最大のレベルにするため、このタイプのゲームジャンルのシステムとしてありがちな、選択肢・分岐などが排除されている。映画版も2023年末に上映予定されてて、こちらはその制作にユーフォーテーブルというアニメ会社が関わることになっている。

ゲヲログでも以前解説したが、公式サイトではプレイ動画の配信ルールも明示されている。