記事の要約:Steamerになるには(つまりCSをやるには)クレカが必要だった. ダイヤルアップという通信方式で通信費も従量制のころがあった. つまりありていに言うと厨房には到底払えない方法を駆使しなければCSはプレイできなかった.
今でこそプリペイドカードという手段もあるが2000年初頭ごろに一介の厨房が親の理解を得るのは無理があった. あたしがキャッシュレス決済を自由に駆使できるようになったのは大方の古参ゲーマがそうであるようにやはりバイトを始めたころ.
『CSやりてー』って初めて思ったのは学校サボっていた厨房のころまでさかのぼる。でもね、敷居が高かったのよ。とてつもなくwなぜかっていうことをひとつひとつセツメーしてみよう。若いSteamerの諸君は知らないでしょうけど、Valveってかなり古参な会社で、Steamの規模が今ほど大きくはなかったころってのがあるんですよ。そこんところを中心に解説するね。
Steamerになるにあたりクレカが必要だったこと
これはでかいです。学生はカード作れんからね。んでプリペイドカードとかもなんだかんだ言って難しかったころ。やはり若いとお小遣い以外の支払い能力がないのでwカードってのは敷居があまりに高かった…これはマジでなきどころで両親の理解を得る、っていうのも考えがついてこなかった。それに交渉してもネットがまだまだ時代中期だったから、セキュリティの問題とかで両親の承諾を得る、っていうのがむずかったころってのがある。今見たく、Steamカードで購入するってのも無理。コンビニにもそれらのブツは売ってない。てかiPodが発売される以前のことですからマジでw。
基本料金の問題
とにかくCSがパッケージで販売されていたころです。そのパッケにはCDが入ってて、そっからSteamにアクセスしてオンライン化するっていうプロセスが求められた。なんだかんだ言って、カード以外の方法で決済して流通してるCSのディスクを手に入れるのはむずかったころ。基本料金+っていう感じで請求される形。CSのディスクを代引きで購入できる環境ってのがなかったように思う。これも障壁だったね。
ネットワークの問題
あとネットワークの問題もあった。当時はダイヤルアップっていう従量課金制みたいな、使った分だけ請求されるっていう超不合理な考え方が主流だったころ。電話線で通信してたネットがあったころなんて知らんでしょ今のZ世代はwてか今の若いSteamer諸君はISDNとかADSLの違いも存在すら知らんでしょうけど、とにかくCSやればやるほど通信費がかかるっていうのが普通だったころなんだよな。だからなおのこと親は許可してくれんかった。これがカード支払いに対して続く大きい障壁だったかな。
あなたはたぶんこう思っただろう…『CS以外にもマルチプレイに対応してたゲームなんていくらでもあるだろ?』って。当時の情勢を知る方だったらわかるだろうけどそんな甘っちょろい話じゃないんです!なんでCSをやりたかったのか?その理由も解説しておこう。