【連載:ローグライト探訪記】「Breachway」~[FTL meets Slay the Spire]を名打つ有力ゲーム | ゲヲログ2.0

【連載:ローグライト探訪記】「Breachway」~[FTL meets Slay the Spire]を名打つ有力ゲーム



[FTL meets Slay the Spire]を名打つゲームで、Steamerの間で知名度があるのは良作「For the Warp」(Steam)だろう。ただ、このゲームに難点があって、そのうち間違く多くの日本人Steamerに共通する点があるとすれば,,,”日本語化されていない”という点だろうナ。日常会話程度の英語力だけでこの手のゲームのプレイをしようとすると、状況は難しくなる。ローグライトデッキ系はやり直しが効かない勇み足が必要なゲームで、カード能力の把握を適宜しっかりとしなければならないからだ。

そんなことを思ってライブラリを探ったりストアを探ったりしているとひとつのタイトルが代替候補として挙がってきた。それが「Breachway」つータイトル。4Gamer.net(2022/12/21の記事)、ファミ通.com(同じく2022/12/21の記事)、AUTOMATON(またまた同じく2022/12/21の記事)らが、そのタイトルに関して一早く報じている。記事の投稿日時が同じなのはおそらくプレスリリース型の報道だからだろう。それによれば、本作は攻撃型の宇宙船を主題とした、王道系のローグライトデッキ構築シミュレーションになるようだ。

4Gamer.netの記事はあまりプレス内容までは引じていないが、概略を述べている。一方で、ファミ通.comの記事は、プレス内容を引じてて、そのプレスリリース自体がちょっと日本語訳こなれていない感じ…(もちろん、ファミ通が引じているプレスの内容そのままがそうなので、ファミ通側の非ではないのは明らか)。ま、記事によれば、ゲーム「Breachway」は”ターンベース型の戦術ゲーム”になる見込みで、戦艦のアップグレード・搭乗員の育成・カードコンボ・戦術的な選択性などの各ゲーム性を備えたタイトルになるっちゅうことや。同記事によると、このタイトルはルーマニアの(!)開発会社Edgeflow Studioが手掛け、パブリッシングにはアメリカテキサスの地にあるHooded Horseが就くという。東欧はやっぱソフトウェア産業力入れてるよなぁ…ていう。AUTOMATONの記事は、さらに込み入った内容まで踏み込んでて、同メディアはこのパブリッシャーに関するインタビューをかつてしていたらし。それによれば『ローカライズ可能な作品であれば、日本語は必ず実装する』姿勢を同パブリッシャが示しているとのことで、本作でもそれが立証された形(ストア見てもチェック入ってるし、ほぼ確実とみていいだろう)。これは日本のSteamerにはうれしい声よねぇ…

ルーマニアの独立系ゲーム開発スタジオEdgeflow Studioによる「Breachway」は、(重ね重ね言うが…)宇宙船を主題にしたデッキビルド型ターンベースシミュレーションゲームで、同スタジオの処女作として2023年内にリリースされる見込みであるッ!対応プラットフォームは今んとこSteamのみ、なようです。期待してまとうじゃん。

まさしく、次の言葉が示すような傑作になることを期待して、ネ。

[ FTL meets Slay the Spire… ]