【連載:ローグライト探訪記】「Cyberwar: Neon City」~Steamでファーストステージプレイ可能なデモ版配信中 | ゲヲログ2.0

【連載:ローグライト探訪記】「Cyberwar: Neon City」~Steamでファーストステージプレイ可能なデモ版配信中



開発・パブリッシングともにCyber Monkey Studiosによる「Enter the Gungeon」ライクゲーム「Cyberwar: Neon City」の新たな一面を紐解けるゲームプレイトレイラーが1/6に公開されてから早4か月…そのデモ版がSteam上でプレイ可能になっている。配布されているデモ版では、最初のステージだけプレイできる。まだまだ、実装要素がどれぐらいのボリュームなのか、はたまたどういったシステムを採用するのかは見て取れないが、実際にプレイしてみた感想を箇条書きで書く。


【特徴的なグラフィックデザイン

この点が一番可能性をズッシリ感じさせられる出来になっている。SF風でポップな描画が一番特徴的で、メカニカルでありながらかつ醸し出す世界観が独特である。ぶっちゃけ評価できる点は現時点はこれに尽きるというかまだβ版らしいのでこれ以上は批評できないっちゃできないっす)。

ステージの進行方法】

ステージは選択分岐制で途中にショップがあったり、ライフ回復の部屋があったりするだけ。ステージ最後にボス(Name:Mama)が待ち構えていた。ステージを構成する個別のエリアはクリアリングすると次のエリアに遷移できる仕様。たぶんだけどプロシージャル生成を採用してるはず。手っ取り早く言うとシームレスではないし、今後どういう作り込みをするかは興味深い。この辺りもまだ内容不足なことは否めない。

【エリアのギミック

ぶっちゃけ現段階ではないです。EtGでは、エリア内のテーブルや椅子を倒せたりと、RLなのにかなりの戦略性が求められましたが、本作には現状それがない。ステージのギミックとかぜんっぜん無くて、どうも避けながら撃つだけ、という感覚しかない。ということで、当然つまらないといっちゃあつまらない。無論、このデモ版はあくまでβの段階ですから、この辺は大目に見たつもり。

【ダメージのインフレ具合が凄まじい点】

エリアをクリアリングすると、報酬が得られる。例えば、HP増幅とかHP減衰させるのに与ダメ―ジを数割上げるとか。かなりメリハリがついてて、特に武装の威力インフレが凄まじい形になってる。とにかく一発一発のダメージがでかい。それは敵からの被ダメージも同じで、一発喰らうだけで、-50とかが当たり前(正確な数値は勘違いかもしれんがたぶん基本の設計上はそういう仕様になってる)。HPはデフォでマックス100です。


次ページでは「Enter the Gungeon」とか「Nuclear Throne」と対比してみて、
微妙に滲み出てくるコントラストをどうにかこうにか馬鹿な頭を捻って解説してみよう…