「E’s Laf++」の開発に見る日本のゲームのイマ・ムカシ | ゲヲログ2.0

「E’s Laf++」の開発に見る日本のゲームのイマ・ムカシ



「E’s Laf」について…
( ゚Д゚)<EVO JAPANイベも無事成功に終わったようだよ☆

ゲヲログの勘違い…

国内のIPとしてニッチだがとっても期待されている格闘ゲーム「E’s Laf++」。あたしがかって伝えた情報には間違いがあったようだ。あくまでSteam販売がされる予定なのは初代「E’s Laf」のほうであって、「E’s Laf++」のほうではないらしい。グラフィッカー:Freeがブログでこの件を伝えていた(2017年11月時点でのブログ記事での発言なので過去形)。なんじゃらほい…いくつかのXerに勘違いを与えてしまってすみませんでした…

貴重なプレゼンスを持つ格闘ゲーム

このIPは熱心な海外ファンの手によって下支えされている印象が強く、国内の格闘ゲーマにはあまり話題になっていない、という特異な良点がある。Discord鯖を見てみても一目瞭然だが、英語が共通言語(笑)といっても過言ではないぐらいGAIJIN☆で溢れているのだ。国内発のIPがこのようなプレイ環境を整えているのはすごく意外であり、それ自体貴重すぎるとあたしは思う。一言で言えば、「E’s Laf」IPは貴重なプレゼンスを持つ格闘ゲームなのだ!

日本のゲームのイマ・ムカシ

ゲヲログの読者もとい日本のゲーマならだれでも知っている通り日本はかってゲーム先進国だった。国内の民の手によって制作されたゲームが世界を席巻し、日本のゲーム=世界のゲームという共通の常識があった。ただ、伝説的なインディーゲーム「Fez」の作者であるPhilが言うようにその国際的な評価における凋落はすさまじく、国内IPが没落していった過去があることは記憶に新しい(最近はフロムやカプコンが頑張っていささか盛り返している)。未だその禍根を引きずっている趣は、コアゲーマや熟練のSteamerならば否定できまい!

歓迎すべきIP

そういった流れを受けて考えてみると、このような”世界標準”の2D格闘ゲームが出てきたのは本当に心から、歓迎すべきことであるのは間違いないだろう。それも「E’s Laf」シリーズは間違いなく長期開発されてきた歴史のあるゲームIPであって、稀有なスタンスを持っている…といえることに異論を唱えるものは皆無なはず。間違いなく歓迎すべき新時代のIPなのだ。

さらなる新作はローグライク?

Freeは意欲を燃やしていて、足掛け15年に及ぶ現在でも開発を進めているのがブログで確認できる。それによれば、新しいローグライクを作りたいという文言も確認できる(2023年7月時点での投稿なので現在進行形で鋭意制作中なのかどうかはわからないけどね)。また、同ブログではスト6に関する優れた分析を行うなど、純粋に見ていて面白い開発者だな、とあたしは思ってる。『ゲヲログの誤報』が真実になって、初代だけでなく続作の「E’s Laf++」のSteam販売が実現することを、まことに強く望むところだ。