売上9000万ドルIP「The Binding of Isaac」~そのリメイク版DLCにとうとうCo-opモードが搭載される見込みが立つ | ゲヲログ2.0

売上9000万ドルIP「The Binding of Isaac」~そのリメイク版DLCにとうとうCo-opモードが搭載される見込みが立つ



ゲームメディアではAUTOMATONだけが積極的に伝えているようだがそれによれば傑作ローグライクACT「The Binding of Isaac: Repentance」にCo-opモードが搭載される見込みだという[AUTOMATON]. 記事によれば全体的なゲームバランスに配慮したうえでCo-opモードが搭載されるらしい. ところでゲーム「The Binding of Isaac」はそのDLCも含めて派生系がいくつも存在するためどのバージョンタイトルにCo-opが搭載されるかについては念慮しておきたいところだ.

これについてAUTOMATONの同記事は『まず「The Binding of Isaac: Rebirth」と「The Binding of Isaac: Repentance」の所有者を対象にベータ版としてアップデートが提供される』と伝えている. とはいったもののぶっちゃけこの説明だけだとどのバージョンどのDLCにCo-opが搭載されるか『ようわからん☆』のでIPの構造についてちょっと復習しておこう.

「The Binding of Isaac」…無印の初期版. このDLCが「The Binding of Isaac: Wrath of the Lamb」

「The Binding of Isaac: Rebirth」…上記タイトルのリメイク版. このDLCが「The Binding of Isaac: Afterbirth」「The Binding of Isaac: Afterbirth+」「The Binding of Isaac: Repentance」と連なる一連の三作

よーするにいくつかあるバージョンのうち初期版ではない後続のほうのタイトル及びそのDLC向けにCo-opモードが搭載されるという認識ということでほぼほぼ良いだろう. アバウトな捉え方だがとにもかくにも初期版にはCo-opモードは搭載されないということについては頭の片隅に置いておきたいところ. 業界の標準が後続の「The Binding of Isaac: Rebirth」のほうだから当然っちゃ当然か.

同タイトルは伝説的なゲームクリエイターEdmund McMillenが手掛けた2010年代を代表するローグライクACTゲーム[Wikipedia]. 母に生贄にされかかった少年Isaacが影の濃い低俗で狂気な世界を冒険する様子を描いた一作だ. 上述したようにあまりの人気ぶりにリメイクバージョンやDLCが多数出た経緯を持つ. 関連IPが様々な形で発売されてきた経緯があるためその対応プラットフォームや対応バージョンはかなり複雑といえる.

ゲヲログがどう伝えたかは定かではないし当時の記事が残っているかどうかはわからんがCo-opモードの搭載はファンの間で嘱望されたシステムのうちのひとつだ. 搭載される予定のCo-opモードは2~4人でプレイできるようなるらしい. 高い評価を得た古株ながら現役の傑作ローグライクACTに搭載されるCo-opモードを巡ってはファンの間で作られたワークショップバージョンで仮搭載されてきたりもしたけど此度の決定でそれが公式要素のうちのひとつになるのだ.

AUTUMATONの同記事によるところではIPは累計で500万本以上出荷されたという. とはいってもこの数字は過去のもの. 最近のとある海外ゲームメディアのソースによれば本IPは累計1400万本以上売れ9000万ドルもの売上を達成しているという[LEVVVEL]. 現在進行形で未だに1万人以上の同時接続数を誇る根強い人気を誇る傑作ローグライク[SteamDB]. 今回Co-opモード実装に至ってIPはそのアプデの最終段階に至ったといえるのではないか.

McMillenの活躍の場は次回作「Mewgenics」にそのメインフィールドを移そうとしている…