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【Steamゲームレビュー】「Teenage Mutant Ninja Turtles: Shredder’s Revenge」~筆舌に尽くしがたいほど称賛されるべき「ファイナルファイト」以来ベルトスクロールACTで最高の出来 | ゲヲログ2.0

【Steamゲームレビュー】「Teenage Mutant Ninja Turtles: Shredder’s Revenge」~筆舌に尽くしがたいほど称賛されるべき「ファイナルファイト」以来ベルトスクロールACTで最高の出来

ゲーパスに突如として登場したミュータント・ニンジャ・タートルズを題材にとったベルトスクロールアクションゲームが今回レビューする「Teenage Mutant Ninja Turtles: Shredder’s Revenge(以下 TMNT)」だ。あたしやファメが子供だった頃、人気が高かったアニメ版が印象に残っている中堅・古参ゲーマも多いことだろう…カジュアルそうなゲームに見えるがそれだけじゃない。本作TMNTはカジュアル層にも受けやすい設計になっているほか、かなりやり込み度も高いコア層にも十分響くタイトルに仕上がっている。…ちゅことでちょっとレビューすっか!

ガチ勢への『挑戦状』

難易度設定は三段階ある。だからムズイを選べばかなり難易度は上がる。やり込み要素・実績要素も豊富にあり、コア層向けにも配慮してある。否、どちらかというと、コア層向けに配慮・特化していて、その中にユーザライクカジュアル層にも受けるように柔軟に設計されているといった感じ…といった方が正しい。例えば、実績情報はゲーム内でしっかり記載があって、リアルタイムにその到達点・至らなかった点が逐一表示されるので、達成目標がはっきりしている点は特筆すべきトコ。例えば、ノダメでクリアする・特定のオブジェクト作動を達成するなど…このように端的に表現しただけでも、その内実はかなりコアヨリに属する。人によっては、はまり・攻略し・すべての達成目標をクリアリングするにあたり数十時間は必要なんじゃないか?と思わされるぐらい。タイムアタックとも親和性高く、今後RTAなどの標榜タイトルになってくれるんじゃねえかなって思う。それだけやり込み度が高い。では、先に述べた本作のカジュアルさはどこにあるか?それもご説明しよう。

…といってもカジュアル向けでもある具体例

まずリーチが長い。というのも武器が標準装備である点が挙げられるだろう。長いリーチがそもそも前提になっているので、扱いやすく、攻撃を遠目から当てやすい。結果、操作しやすく、だれもが遊んでいて爽快感が感じられるようになっておる。反面、敵も攻撃多彩で様々なリーチの武器を使ってくるしバリエーションに富んでいる。この辺りはこちら側のプレイアブルキャラも多数要されており、それぞれがバランスに配慮しておりながらにして、素晴らしい個性を戦いの中で見出せるようになっている。カジュアル向けでありながらコア向けでもある…と冒頭述べたのはこういった工夫・アイデアのありかたに優れているからだろうな。

ウェポン・アクション面ともに全体的にリーチが長いのが特徴. 空中からのダイビングキックをぶちまかす図.
簡素に実現したアクションギミックの発現

また、様々な20ぐらいあるアクションシーンをボタンの組み合わせで簡単に繰り出せる点も良い。例えば、昇竜などを簡単なボタン同時押しで繰り出せて、対空攻撃などが簡単簡素に繰り出せるようになっとる。他にもスライディングアタックやスペシャルアタックなど飽きさせない配慮んあふれていて、やってて飽きないタイプのベルトスクロールACTに仕上がっているといっていい。つまり、同ジャンル・シンプルさでの傑作が「ファイナルファイト」だとすれば、本作TMNTはその開拓/草分け/パイオニアになっているといっていい。「ファイナルファイト」をよくよく考えて進化させたタイトルといっていいだろう。このように、『かなりよく考えて作られている』。

神がかったドット絵で彩られるグラフィックス

グラフィックスはほぼ全面ドット絵、レトロな感触を見受けるだろう。だが、ギミックが豊富・ドット絵の引き出し方がすさまじく豊富なので、既視感/デジャブはほとんどない。プレイする度にこういった演出が可能なんだ!と感心させられる出来。これドット絵全部用意するの半端なく手間もカネもかかってね?ゲーパスで遊んでいいのか?っていうぐらいです。グラフィックスの引き出し方が単一ではないので、このタイプにある”飽き”を見つけるほうが難しい。むしろ発見することが多数あり、演出面で優れている、というか優れすぎている、優良タイトル。マジで制作陣は誇っていい。自信をもって市場投下できるゲームになってるネ。

アクションギミックに富んでいて常に飽きさせない工夫にあふれている. 気に食わん奴は投げたれ!
では欠点がないか?というとそうでもないw

逆に言えば、アクション性のルートを多数用意したので、「ファイナルファイト」よりも若干覚えることが多い。特にコマンドが簡単といっても覚えるべきコマンドの組み合わせを20ぐらい暗記しないと十二分にキャラを動かせない。昇竜が有効ならば、そのためのボタンの組み合わせを覚えないとダメ(とはいっても格ゲーなど本格派ガチではないのでご安心を)。幾ばくか”慣れ”が必要なのは致し方ないか?

個人的に指摘しておきたいどーしよーもない点

さらに、指摘したい個人的な点もある。プレイアブルキャラクターが多い分、(ご恒例にもw)リア友がいないと本作の充実さワッサワッサと皆でプレイする魅力を十分堪能できないという個人的なデメリット指摘のための理由付けがあるのだ!ゲーム性には一寸もの欠けはないものの、リア友に欠けるwwwなんて悲しいじゃありませんか!ま、それぐらい良く出来ているタイトルと断言できる。ベルトスクロールは亜種が多くて、もう飽き飽きってかたにこのタイトルTMNTをガチでおすすめしたい…


キャラゲーはクソゲーが多いとはよく言ったものだが、本作はキャラものでありながら駄作では済まないタイトルになっている。うまく作りこまれた十分”傑作”に値するベルトスクロールタイトルだ。ホンマ、おすすめ!

※画像:公式プレスキットより