ニッチなローグライトFPS「Ziggurat 2」攻撃的なプレイが求められるDoom/Quakeに近めのFPS | ゲヲログ2.0

ニッチなローグライトFPS「Ziggurat 2」攻撃的なプレイが求められるDoom/Quakeに近めのFPS


※アイキャッチは上記レビューより引用させていただきました。

「Immortal Redneck」とよく比較される「Ziggurat」…その続編が早期アクセスでリリースされている。それが「Ziggurat 2」というナンバリングされたタイトルのゲームだ。

グラフィック面がかなり強化され、必須・推奨スペックが格段に上がっているほか、ゲーム内容も sophisticatedなものに発展しているらしい(ノータッチの前作「Ziggurat」との違いはあまりわからなかった)。ファーストインプレッションとして得た感想だが…ヒーローおよび武器能力の強化システムをより強みに出した点は素直に評価できるのではないか?

また、RPG的にステージを次々と踏破していく面でも工夫が出ている。例えば、メインルートのほかにサブルートがそれなり用意されていて、プレイヤーの達成感の充足に寄与している。ゲームの要素としてRPGの側面を”ほどほどに”盛り込んだのはいい点だろう。

反面、ほかのゲームと比較してみると、ステージ中でアップグレードできるタイミングが「Immortal Redneck」ほど頻繁ではない。あのゲームは巻物が多数出てきて、特殊アイテム獲得のためのチャレンジルームも多彩、多くのプレイスケールが保証された、メタスコア70ながら間違いない傑作ローグライトFPSだった。たしかに、似ていても別なゲームだから、『どっちが優れているか?』を決める必要はないが、強化シーンがステージクリア後に主になり、道中での強化は、それほどの強みではないという差異は感じた。

つまるところ、個性がありながらも直線性のあるローグライトなので、プレイ感覚は「Immortal Redneck」ぐらい変則気味に、あっちやこっちや行く必要もないし、”IR”ほど頭の限りを絞りつくすローグライトにはなっていない。プレイのスキームはむしろ「Doom」や「Quake」に似ていて、そちらのほうのように、ジャンプスピードを維持しながら敵をバッタバッタを倒していく、というほうが正しい。そこに異色のファンタジーなデザインがあり、魔法の概念が銃器の概念よりも強いという特徴がある。

また、すべてが”D/Q”式のスピードゴリゴリFPSなわけではない。違いを際立たせる概念が「マナ」の存在だ。これは各武器に割り振られた数種の色のなかから、それぞれが所属する色分のマナ、すなわち限界ある魔法力(いわば”残弾数”といってもいいかもしれない)が設定されているという新味なシステムだ。『敵を倒すタイミングとマナ管理』が絶妙にマッチングしていて、”IR”が守備的で頭脳を使いこなすFPSならば、こちらは、マナ管理とそのステージ上での補給を主とした『”賢い攻撃的ローグライトFPS』と言っていいだろう。では、要点をまとめよう。

・グラフィックが大幅強化(高スペックPCが必要とされる)

・大局的なRPGの要素があり、FPS+微RPGといった感じのローグライトFPS

・ステージ中アップグレードのタイミングは頻繁には来ないものの…

・道中の合間にヒーローアップグレード・武器能力アップグレードする機会有

・守備的で頭を使う、というより、攻撃的(offensive)なプレイが重要

・早期アクセスで販売中なだけに追加要素に期待が持てる

といったところか。あと「One More Dungeon」とも比較できそうなので、関連記事リンクを張っておこうか…