【連載:ローグライト探訪記】「Hades」と度々比較されるRACT「Curse of the Dead Gods」開発元Passtech Games~新作「Ravenswatch」は4月EA開始予定 | ゲヲログ2.0

【連載:ローグライト探訪記】「Hades」と度々比較されるRACT「Curse of the Dead Gods」開発元Passtech Games~新作「Ravenswatch」は4月EA開始予定



「Hades」と度々比較される傑作ローグライトACT「Curse of the Dead Gods」の開発元Passtech Gamesが、新作ローグライトACT「Ravenswatch」を今年4月にEAリリースする予定だという。AUTOMATONが今年2月になって報じている(AUTOMATON)。もともとIPの”原石”は昨年7月に既に判明していた(4Gamer.net)。パブリッシャ―にはNaconが就くという。Steam販売ページによれば、日本語対応予定(Steam)。

ゲームには、Scarlet/The Pied Piper/Beowulf/The Snow Queen/Melusine/Aladdinといった世界各国の幻想話に登場するキャラクターがプレイアブルキャラとして登場。各キャラクターのアップグレード要素と多種あるバフアイテムをフル活用し、Pは”悪夢のモンスター群団”と相まみえ対峙することとなる…ここまでがゲームの基礎・土台となる部分だ。

”闇”をテーマにもってきたのは前作「Curse of the Dead Gods」と変わらんトコなんだが、CotDGと相違ある最大の点は今作「Ravenwatch」がCo-op(協力プレイ)に対応しているところだろう。というのも、「Ravenwatch」は最大4人までのプレイヤーで敵との共闘ができるというのだ。気になるのは(おそらくは盤石と思える…)基礎・土台となるゲームプレイの点でももちろんのことなのだが、Steamで公式筋が次のように語っている点である。

苛烈きわまるリアルタイム戦闘の奥深いゲームプレイと、高いリプレイ性を組み合わさった、「Ravenswatch」はトップダウン・ローグライクアクションゲーム。「Curse of the Dead Gods」で成功を収めたPasstechが、1人でも最大4人での協力プレイでも楽しめる、新たな方程式とゲームを引っ提げて帰ってきた。[赤太字は筆者(純)による]

Steam:Ravenswatchより引用.

この手の共闘型ローグライトゲームというと、当然ソロプレイしたときとCo-opプレイしたときとで”ゲームバランスが相互作用的に崩壊しないか?”という点は懸念される。この肝要なゲームバランスの部分を公式が『新たな方程式』と表現している点がとてつもなく気になるのはあたしだけじゃあないはず。よーするに一言で言えば”ローグライトはバランスのゲーム”なのだ。敵の沸き具合・堅さ、及び、それらを踏まえた上で適切な難易度設定の安定性を確保することは、ソロオンリーゲーならまだしもCo-op,,,しかも4人までの協力プレイをサポートするという、多段的な参画システムを有するゲームならば、なおのこと大きな困難を伴う。

公式が『新たな方程式』と表現したゲームバランスの部分を見事に維持し、Pが攻略的最適解を探るうえで新しい味を噛み締められるエンタメに相成ることに期待したい,,,今のとこ言えるのはこれだけ・そんなトコかな。