【連載:ローグライト探訪記】Creature Cauldronの挑戦、フィッシングローグライトRPG(!?)へ続く… | ゲヲログ2.0

【連載:ローグライト探訪記】Creature Cauldronの挑戦、フィッシングローグライトRPG(!?)へ続く…



インディーゲームデヴェロッパCreature Cauldronの処女作である、VSフォロワーなローグライト「Spirit Hunters: Infinite Horde」は確かに興味深いタイトルだ。グラフィカルな動きには乏しいものの、静的でありかつ独特な色彩で彩られたデザインは、おどろおどろしさを感じさせる出来だが、同時にSFC世代のなつかしみも覚えるところアリ。VSフォロワーとして基本的な設計の考え方は盛り込んであるし、アーリーアクセスとして今後の進展に注目すべきタイトルといえるだろう。だが、同デヴェロッパとしては”本業”のほうも忘れておらず、今後リリースされる挑戦的かつ野心的なタイトルに着手している、という。それがフィッシング系ローグライトRPG「Battle Fishing Masters」というブツだッ!

※画像:Steamり.

このタイトルは、SteamページのSSを見る限りまだアーリープレα版しかできていないようで、そのバージョンナンバリングも0.1.963となっている。完成にはまだほど遠いようである。一言で言えば『フィッシングチャンピオン決定王大会』を描いた異色すぎるほどの異色なゲームで、オリジナリティ溢れる”アレゲなブツ”になると見込まれる。こんゲームは、フィッシングマスターを目指してライバルたちと釣りでしのぎを削る、という主題のSF系ローグライトRPGになるらしい。どうやらフィッシュするサカナも機械風で、サイエンスフィクションの風味をところどころ感じさせる印象を受ける。公開されている特徴を列挙してみよう。

・主人公Jaxieとロボットフィッシング競技大会を描いた特異なローグライトRPG.

・ライバルとの闘いを描くファンタジカルなストーリーを実装.

・漁場(ステージ)にプロシージャル生成システムを導入.

・ウェポンやルアーなど豊富なガジェットを調達する釣りの深みを表現.

・プレイスタイルを変える50を超えるモッドおよび150を超える豊富な獲物を設計.

・釣った魚は育てて展示しよう!

フィッシングシステムにおいてはツインスティックシューターのノウハウを生かしているという。まだまだ開発の初期段階にあるようだからリリースの日取りも見て取れないが、一言でこの一作を表せるとしたら、”特異”,,,この一言に尽きる。ともあれ、独特なローグライトが目減りして、平坦な作風のものが幅を利かせ、汎用性だけでもってしてリリースラッシュが為されているSteamプラットフォームにおいてはこうした一作は貴重なはず。一様、リリース年度は2023とSteamページでは相成っているがまだ不透明な点が多い(特に動画がまだ出ていない)のも,,,正直なところだ。