韓国大邱に位置する独立系デベロッパであるAB Shotが手掛ける「IRA」のSteam早期アクセス配信が始まっているノウ。弓オンリーの弾幕系ローグライトACTシューティングの本作はうまいこといくつかのゲームの『良いトコ取り』をしている佳作やと思うき。それんじゃ、ゲームプレイのトレイラーを紹介したうえでシステムを追っていこうか。

見た感じオーソドックスなSTGローグライト、確かにその通りだが、いわゆる弾幕系のアイデアを盛り込んだものになっとる。敵の弾幕があって、シビアな当たり判定があってと、いわゆる東方系のゲームに影響されながら、ローグライトらしいエレメントを軸にしたようなゲームデザインが特徴的な一作に仕上がっているといえるん。ただし、弓が主武器であるがゆえ、(わかりずらい表現だが…)弓らしくAimした後、矢を発射する…という一連のモーションは必須になっているのがほかのローグライトとは決定的に違う点だ。ステージの最後にいるボスを倒せばステージクリア→次のステージへ、ちゅ流れは同じやけんどもな。

ステージを共にする伴侶であるApostle(”伝道者”の意)はその種類ごとに、ステージ中で発揮可能な特殊能力を持つみたい。このエルフの場合は、時間系の特殊能力を持つようだ。Apostleの能力はIRAの欠片を用いることでアップグレード可能らしい。また、新しいApostleのアンロックも可能なのや。

道中ではショップを開いている少女に出会うことができる。ここで、ステージ内で稼いだコインでHP回復アイテム・宝箱(Jar)を開けるための鍵・各種武器(様々な特性のある弓)を購入することができる。いずれもステージ攻略を楽にするものじゃ。

今のところ日本語のローカライズがないのは気になる点。だが、まだまだバージョンナンバリングは低く、2021年9月時点でv0.1.4となっている。今後の開発が楽しみじゃのうての、ローグライトになっているんだわし。
そんな「IRA」は1640円でEA配信中、最近韓国製のゲームで高品質なものが増えていて、しかも独自色の強いものが印象に残るのがあたしの正直な感想ってところ。このままでは、今流行りのローグライトゲームのお株も、アジア勢含む海外勢かっさらわれてしまうでよ、和製devさん…
※画像はゲーム「IRA」より引用させていただきました。