随分と以前のsourceになってしまい恐縮だが「Vampire Survivors」についてその主任開発者であるルカ・ガランテが続編について否定している。2023年3月にGameSpotのsourceをゲムスパが伝篇的に伝えているところを見ればその様子はよくわかる。チョー簡単にその要点をまとめてみよう。
・ガランテが言うところによれば続編の可能性は「現状少ない」。
・…というのもVSは事実既に現時点で追加の要素を実装しやすい。
・そのため無理にVS2といった続編を作る必要性を感じていない。
・続編があるとすれば完全に新しい要素が必要となった時である。
よーするに新しい要素を持つゲームでなければゲームとしての続編(VS2のことや精神的な続編のことネ)を出さないと主任開発者がお墨付きを与えているとことになる。今日に至ってVSは「サガ エメラルド ビヨンド」ともタイアップを実現していて様々な追加コンテンツを無限的に実装する可能性を追求している(DLC「Emerald Diorama」のことヨ)。
確かにこの姿勢は興味深い。ゲーム開発者としては続編を作ってしまえばそれで売上はかなり稼げるはずだがルカはそうは思っていない節があるのだ。簡単に儲けようと思えばそれは「できるはず」である。だが「そうしていない」ことはルカがゲーム開発者として有能…というか稀有な存在であることの証左なのだろう。
なおゲヲログでは既にこのイタリア人ゲーム開発者がVSを開発するに至る経緯についてWikipediaの情報から要点を絞ってまとめているのでぜひそちらも参考にしてほしい。同じ時期(2022年~2023年頃)の別sourceとなるSteamのニュースでも明らかなように追加コンテンツ実装に旺盛であるVSの開発姿勢はゲーム制作者の力量として高く評価できるはずだ。