中卒ヘタレブロガーが、セガXDとみずほFGの合弁会社:みずほポシェットの試みにどれだけ賛同できるか?をテーマに、それを憶測と独断で判断するだけの記事 | ゲヲログ2.0

中卒ヘタレブロガーが、セガXDとみずほFGの合弁会社:みずほポシェットの試みにどれだけ賛同できるか?をテーマに、それを憶測と独断で判断するだけの記事



そもそも論:地方の国公立大とかセガとか電通のかたに優秀なやつが多いのは事実

良い試みだと思うんだよなぁ…そもそもセガXDの谷シャチョーは岐阜大出身の優秀なかたみたいだしな。あたしの院時代の同期にも岐阜大のかたで、格別優秀なかたいたやでー。デンソーとかのトヨタ系のひとだったけど、車の人身衝突事故の画像的二項分布判断の研究で実績上げて、院修了後トヨタに栄転していったけどなw(その後どうなったかは存じ上げない…)セガとか電通がらみのかたで優秀な人が多いのも絶対間違いない(特に電通がらみのかたは大学院の客員教授になったりしてるぐらいのクラスのかた絶対多い)。わざわざ統計とらなくてもわかること。

日本の義務教育ではカネ儲けを教える授業のコマが全くない

んで、何が良いかっていうとねこれね、試み自体がすごいと思うんだよ。つのも、日本では小中学校で金融の授業って学校ではないんだよね。アメリカでは小中高と金融の授業が必修であって、カネの稼ぎ方をしっかりと教える。それが日本にはないんよ。日本では、カネ儲け=悪っていう第一印象は否めない。仮にそうでなくても、カネの稼ぎ方自体は教えずにカネの仕組みだけ教える。これじゃ、金融の国際環境の格差って生じちゃうと思うのよ、特に教育面ではな。でもね、今回はもろ手を挙げてセガXDの良いところだけを挙げるのは実はあたし的には不可能ってのも事実なんだわ。これね、相当すごいことだけど、相当難しいことよ。

金融+ゲーミフィケーションだったらCATベースのツール作っちまった方が良くね?って提案

金融ってリスクの領域なんだよね。だから専門書になればなるほど相当難しい問題になる。そいう中で、教育ツールを作るつっても、様々なレベルの話が考えられるけど、一番簡単なテスト式のツールで始めて十分いいと思う。ただ、問題はセガXDとみずほ(だっけか?)その合弁会社がその点を押さえてるかっていうことだと思うんだよ。様々なやり方はあるけど、一番効率の良い方法をとってほしいと思うな。ここからはあたしの憶測・独断だけど、例えば、CAT(Computerized Adaptive Testing)ベースで作っちゃうってのが一番ファイナンスの教育の効率は良いと思う。相当単純かつ簡単な方法をとってほしいな、っていう思いはあるんだわ。

『他に方法が考えられないのか?』というと…その解は必ずある!

前の記事でも前前の記事でも、ゲヲログでは執筆陣が度々言っているけど、ゲーミフィケーションでかつ金融分野の超本格的なツール作るとなるとカオスとかフラクタルとかアトラクタとか不確実性(バタフライ効果)とかのめっちゃくちゃ深い知識必要になるから、(だからこそ)すごく簡単な方法を逆にとった方が効率は上がると思うんだ。例えば、金融教育目的でやるんだったらば、植田総裁のこの本を子供に読ませることだと思う。ぶっちゃけて言えば、これだけで済んじゃうちゃ済んじゃう話ではあるんだよな。あと実際に、証券会社を見学させるとか、金融市場の現場を見させるとか…さまざまな簡単な方法はあることにはある。こっちの方が経済効率性が良い、という判断もあっていいと思う。たぶん教育効果の面、特に子供にインパクトを与える意味ではテキトーなシミュレーションツールを作ってやらせる以上にこっちのほうが確実だし効率が良い。

旧大証が配布してたトレードシミュレーションツールは評判が悪い?

ついでに言っておくけど、かつて配布されてた大証公式のトレードシミュレーションツールってあんま性能良くないことで有名なのよ(ちなみに今でも一般ルートで入手可能っぽいので、とりあえずこのツールの体験を社内でやってみたらどうか?)。んで、その大証のツールが、金融教育の専門家の間でも評判悪いのは、けっこうな常識らしいで。おそらく谷シャチョーは技術畑であっても金融畑ではなさそうだから、とりま、これだけは言っておく。マジ&ガチの金融ツール作るとなると相当めんどいし、相当カネかかるでたぶんwこんな初歩的なことは、調べれば誰でもわかることだから、セガXDの方々もみずほの方々も新たな合弁会社?っていうのかなあ、そこに所属するであろう方々としても、たぶんそう(シミュレーターの構築)はしないだろうけど。

トンデモ経済アナリストの誤謬と詭弁

あたしの院時代の金融の先生は、いわゆるホワイトな方のハッカーの社員(そのかたはドラクエのチーフPGだったらしいっす)に一人で、たった一年で、上述の大証のツール以上の取引シミュレーションツール作らせちまったって言ってた。セガXDがらみで同じことをやる気概があるのか?っていうと、ぶっちゃけ”ない”と思うんですよ。コアコアの考え方はあっても、同じことはなかなかできるものじゃない。セガ・電通の資本入ってるだけで相当有能な方が集まっているってことは重々承知してる。けど、中小の会社のように機動的に動けるとか、実用性に耐えうるツールを作っちまえるのかっていうとムズイところだと思う。銀行側には金融の専門家も多くいるだろうけど、勘違いしてる金融経済のトンデモなひとやアナリストが多くいるってのもこの世にある、至極常套なことだとも思うんだよな。例えば、日経で例えると、ミクロ経済学では相当有能なアナリストはいても、マクロ経済学ではガバガバ。これはみずほにも言えることだと思う。


金融はプロの世界だから、この分野で実績を挙げるのは難しい。
でも、特にセガXDの方々には頑張ってほしい思いはあるよね。