コンスタントに良作を作り続けるゲーム会社:Tripwire Interactive~新作「KF3」の情報が徐々に明らかに | ゲヲログ2.0

コンスタントに良作を作り続けるゲーム会社:Tripwire Interactive~新作「KF3」の情報が徐々に明らかに



元々「Unreal Tournament 2004」のMOD開発から始まったTripwire Interactive(このMODは後にスタンドアローンWW2FPS「Red Orchestra」IPとなる)。この開発会社は社員数が2022年の時点で百十数名ながら、良いゲームをコンスタントに出していることで有名だとあたしは評価してる。

devとして開発したゲームでMetacriticのグリーンスコアを下回ったのは「Killing Floor」と「Maneater」ぐらいで、他は堂々と75以上の閾値を超えているゲームが多い。上述したMODのスタンドアローン版「Red Orchestra」と、それに続く「Rising Storm」は、リリース当初、WW2ゲームの復活をSteam全体に印象付ける狼煙的タイトルだったし、「Killing Floor 2」はIPとしての前作「Killing Floor」で得た知見を修正し、しっかりとした形でリリースしてくれた。pubとしてはどうだろうか?

殴り系FPS「Zeno Clash」、レースロード系暴力ACT「Road Redemption」、刀剣系FPS「Chivalry 2」、ソーシャルディダクション/人狼系ゲームの傑作「Deceive Inc」…やはり一味も二味も違う名作が多く粒揃っているのが一目瞭然。確かにMetascoreが75未満のものもありそうだが、長く活躍する中小スタジオやゲーム関係会社があまり見受けられない、新陳代謝の激しいPCゲーム業界で比較的誰もが楽しめる良作が多い気がするのは偶然ではないはずだ。ひとつ残念な点があるとすれば、上述した『某サメゲー』が微妙だったことぐらい。

そのTWIだが、長らくファンから望まれていたKF-IPの続編「Killing Floor 3」の情報が徐々に出てきた。2091年のSFライクな世界を舞台に据えた新生KFとなる「KF3」、タイトルの情報はこれまであまり出てこなかった。4亀が記事で伝えているが、2024/4/3に”Cyst Reveal”と題したYouTube動画がTWIの公式つべチャンネルからリリースされたのだ。ゲームそのもんのプロットは大体こんなもん。

驚異的な生物兵器Zedを管理するHorzine社と対する反乱軍Nightfallの活躍を描く!<終>

一行で済んじゃうっていえばそのまんま。ゲームの内容については、4亀の奥谷が記事で詳細に伝えている。この奥谷の記事は、TWIのクリエイティブディレクター:BrianWyniaに、2003年に開かれたゲームコンベgamescomでインタビューしたものらしいね。インタビューでは、「KF3」が影響を受けたのは名作SFACT映画「ロボコップ」(実はこちらも近年別会社によってゲーム化されている)だったり「バットマン」(こっちも連作ゲーム化されてどのタイトルもSteamでは”非常に好評”をキープしていることで有名)だったりすることが明らかになってる。

基本エンジンには、UE5を採用していることが明らかになってて、グラフィック面が若干弱かった印象のあるKFシリーズ、その最新作「KF3」では、迫力ある描画ができるようになったっつんだな。パワーアップしたゴアさが際立つシリーズ最新作は、ホラー性の点で魅力のある世界観で描かれるようなるちゅう。やっぱでも、ちょっとグロいです…

リリース時期こそ未定だが、なんだかんだ言って買っちゃうんだろうなぁ…と思う一作である。