ゲーム関係者にとって「英語圏」とは何か?【人口減社会でメディア媒体を基軸に戦う方法についての考察】 | ページ 2 | ゲヲログ2.0

ゲーム関係者にとって「英語圏」とは何か?【人口減社会でメディア媒体を基軸に戦う方法についての考察】



個人的に考えるところ

あたしらのチームもマイニングのためにこのサイトを運用してますが、それについても若干。例えば、大手のメディア・中堅どころのメディアしかできない戦い方はあるでしょうね。それがPVを稼いで広告を元出に戦うという方法。たしかに広告ベースの商業レベルで言えば、勝てるわけがない。だからあえてあたしらはこの手法は捨てました。別の手法を取ります。それが、大きな論説を立証するための、説明変数群が少なくても、データの扱い方によっては、勝つ可能性があるということです。いわば、逆転の発想・弱者の兵法です。ですが、これを克服するには客観性を持たねばならないという理由が必須です。当たり前ですが、あたしらの研究ベースを多くの人に共有してもらわねば、意味がありませぬ。そうしないと全体の生産性が上がらんし、なによりも学位請求論文として活用できない(笑)。だから、説明変数群が少なくても、客観的に得たデータであれば、なにか大きなゲインを得ることができることを立証することが重要です。それが重要なんです。そのため、客観的な説明を考えているところではある。

なによりも海外に通用させることも重要ですね。英語が出来なくても、英文は書ける必要があると思う。今は、Trinkaとかありますから、それほど大きい障壁にはならないと思っています。生産性を上げて、海外という市場に(工夫してブルーオーシャンに)出る。これほど単純でわかりやすい理由付けはない。桜井さんはそれを目標にしていて、しかも独自のベースを持ってほしいとも言っている。それに上乗せする、という意味で。だからあたしらはあたしらなりのベースを持たないといけない。彼が言ってくれているようにね。そして、海外に出る、という部分に代替するブルーオーシャンとは、ひょっとしたらVRかもしれないし、NFTかもしれない、ビッグデータ(あるいは小さめのデータセット=スモールデータ)かもしれないのです。思えば、これって、距離の問題はあれども、それを克服できる通信社会である、現代の日本と世界、製造業の世界でもまったく根本は同じですね。中国で作っているから優位であるなんてことは本質的経営にはありえない、いわば、その価値が本当に重要なんです。