スクエニ、YouTubeにて広報活動活発化中 | ゲヲログ2.0

スクエニ、YouTubeにて広報活動活発化中



YouTubeのおすすめ欄を見ていたら、スクエニの公式広報動画が多く出回っていて、それらがかなり再生回数を稼いでいることに驚いた。確かに面白い試みだと思う。これまで『おま国』体制を長きにわたり敷いていたゲーム会社とは思えんほどの柔軟性とスピード感のある広報のやり方や。中には奇をてらったユニークなブツもそれなり多い。

これらユニークな動画はゲーム周辺領域に関する内容のものであり、スクエニに関連するゲーム関係者にスポットを当ててインタビューを試みたもの・ゲーム出自アートがらみのものが主だ。ちょっとばかし詳しく言うと、ゲームシナリオライター・ドット絵コンポーザ・ゲーム音楽制作者など多種多様なゲームクリエイターへのインタビュー企画に加え、ゲームに登場するマシンの模型制作企画があり、さらには、ゲームサーバ技術者へのテクニカルな質疑動画まである。

もちろんスクエニのYouTubeチャンネル全体でみると、ゲームそのものにまつわる広報動画の本数のほうがこれらのユニークなブツよりもずっと多い。だが、多様な広報動画をカバーリングしているという点でこの試みは評価できるはず。今回あたしが指摘したこれらの動画はYouTubeタグ#スクエニの創りかたで一覧表示されるほか、模型がらみの動画はスクエニ模型店というYouTube検索でも表示されるようなっとる。

前者は、声優の安元洋貴氏がインタビュアーになって、アートディレクター渋谷員子氏に対してインタビューを実行、その動画でゲームドットの歴史を振り返ったり、著名なゲームコンポーザである古代祐三氏へ関連の技術をインタビューしたりと、その多様なグランドデザインを背景に種類の枚挙にいとまがない。模型がらみの動画のほうは、動画本数自体は現時点で数えるほどだが、フロントミッションに登場するヴァンツァーの模型を作ったり、それらを模したジオラマを作ったりする企画なようである(こちらは声優の置鮎龍太郎氏がメインMCとして登場している)。