EV化・自動化・コア層化の三拍子でレーシングゲームはオワコンになるのか? | ゲヲログ2.0

EV化・自動化・コア層化の三拍子でレーシングゲームはオワコンになるのか?



ハナシの前提

懸念としてあるのはまず、EV化(電気自動車化)でオワコンになるのか?っていう点だろうね。今ある自動車がEV化されるのは当然のことで、日産が目につけていたのは当然彼らが優秀でゴーンさんが紛れもなく経営者としては有能だったからだよね。トヨタが全方位といっているのはいろいろと裏があるっていう意見もありそうだけど、当然、日産が優位だよ。

EV化と自動化という技術革新

完全にゲーム内で搭載されるEV化されれば、当然ゲームとしての魅力はなくなる。なぜか?積載車両がEV化されて、エンジン車としての魅力がなくなるから。既存のレースゲームでもEV車両はもう搭載されているけど、これがすべてになって全面的に現実に即したら、やはり厳しい状況になるだろう。加えて自動化の波もある。もう車を運転する時代ではなくなった。AIにまかせておけば一番安全な状態になるだろう。時代的に車を運転するっていう時代じゃなくなっていく。AIの進歩とともに、レーシングシーンはプロレーサーの時代も含め、自動化の波に押されて消えていくというアイデアは既にあるんだ。たしかにこのアイデアは(その成否を問わず)かなり妙に的を得ているように思う。

コア層化という懸念

加えて、コア層化という問題もある。メジャータイトルも純粋なリアルよりになっていき、ゲームとしての新鮮さがなくなっていった。空想にいろいろ盛れるようなタイトルが国産タイトルを象徴に、かなり減っていったんだ。今Steamでやれるゲーム見てみ?随分と国産タイトルが減ったのがよくわかるだろう。かつて日本のレースゲームといえば、十八番だった。セガラリーもバーチャレーシングもリッジレーサも消えてった。お気軽なタイプのレースってなくなったんだよね。コア層化していって、クラッシュが頻繁に起きる。フルスロットルと単純なブレーキングと操舵で操れるレースゲームって消えたじゃん。結果、残ったのはグランツーリスモとマリカーぐらいじゃねえの?

対抗出来うる意見

この様相に対抗できる意見がないこともない。それが『ゲームと実世界とでは別』だ、という理由付けだよね。『現実でオワコンになってもゲームは空想の世界なのでオワコンにはならない』ということだ。だが、現実世界のレーシングシーンがなくなっていって、それに即したリアル系のレーシングゲームが健全である保証はないと俺は思うよ。あくまで、その保証はないってことね。あと、EV化に懐疑論を抱くかたもいる。だけれども、時代はやはりカーボンニュートラルだ。実世界のEV化に疑念を抱く余裕はない。これもまた歴然たる事実だ。結果、コア層ではない、リアルよりではない、ユーザライクなマリカーに近いタイトルがさらに流行りだすきっかけにはなるかもしれないし、セガラリーなどの国産ゲームが再び勃興するきっかけにはなるかもしれない。だけれども、国産のイメージ上優れているタイトルが、マリカーだけである現状、この様相に楽観視できるものでもないのも…また事実だと思う。

結論

悲観的に見るとレーシングタイトルはオワコン化・特にAAA級のタイトルが窮地に立たされる状態はよく想定しておいた方がいいと思う。もちろん、なんらかのイノベーション(例えばVRなど)がこういうったオワコン化に対抗出来うる基軸になる可能性もまた否定はできないんだ。


※参考ページ

【雑談】断言する。EV化によりカーレースゲームはオワコンになる | NS-NEWS ニンテンドースイッチまとめ速報

なぜ国産レースゲームは減ったんですか? – 近年も一定のシェアがあり「マリオ… – Yahoo!知恵袋