2023年12月以降,新体制移行の準備期間としてその活動を休止していたRK Musicに所属するバーチャルシンガーユニット：KMNZ. ようやっと再始動の報が入ってきた. 再始動の証として,YouTubeに新しいユニット構成によるMVを投稿し始めている. 再始動の情報はGREEのプレスリリースで今年5/20に伝えられた次第. なぜGREEのプレスリリースによって報じられているのか？というとGREEとRK Musicは間接的な資本関係にあるかららしい. はしょって伝えるとKMNZは新メンバー二人を迎え三人体制で再始動する…とのことだ. その鏑矢となるMVが冒頭にはりつけた「CALLING」という曲目.
この楽曲「CALLING」は作曲にMasaki Tomiyama/RIKE/Funk Uchino/nozomi*が,そのアレンジにMasaki Tomiyamaが,作詞にLITA/KMNCREWが,MIXにTAgAT合同会社のTaiki Fudanotsujiが,それぞれ起用され作られたもの. YouTubeに投稿された動画はkotoseの手によって作られており,そのイラストレーティングはPOROの手による. ストリートユニットというKMNZの設定源の良点はLITA/LIZ体制のころから変わらずに受け継いだうえ,新メンバーであるNEROとTINAを新風に据え,総計三名による多重に重なった声のコンビネーションが音楽の完成度を高みに引き上げている,そんな一曲. 三人体制になってからのリデビューシングル「REVERSE」に収録されている一曲だ.
ちょっとだけ新メンバーのプロフィールにもふれておこうか. LIZ卒業の穴を埋めるKMNZ新メンバーの二人はNEROとTINA. この二人はシベリアンハスキーの姉妹,という設定らしい. キャラクターデザインは,LITA同様しゅがおの手による. 姉の方がパクチーが苦手という黒髪のNEROで,妹のほうが自己紹介が苦手という白髪のTINA. NEROはどちらかというとパワフルな声質を持っており,TINAはキュートな声質を持っている…とアピールされている（ソース：上述のGREEプレスリリースより）. 今後,カバー曲も含めて精力的に活動してくれそうな新生KMNZとして期待できそうな顔ぶれだ.
