【連載:ローグライト探訪記】期待の2DローグライトACTSTG「Critadel」~「クリタデル:機械仕掛けの塔」足りない脳みそ捻って頑張って概要紹介・レビューしてみる | ゲヲログ2.0

【連載:ローグライト探訪記】期待の2DローグライトACTSTG「Critadel」~「クリタデル:機械仕掛けの塔」足りない脳みそ捻って頑張って概要紹介・レビューしてみる



既にSteam版(日本語有)や海外向けSwitchストアにポーティングされているタイトルだが、足りない頭を捻り頑張りに頑張りつくしてレビューしてみよう。特にどこを工夫してきたのか?どこが独創的なのか?について紙面を割く。なお、12月になれば邦語版としてDL配信されるらしい。邦語化名は「クリタデル:機械仕掛けの塔」

すとーりー

なんか”バベル”とかいう塔に占拠した新興宗教団体が兵士を支配して周辺を蹂躙してるらしい。その支配から仲間たちを救うため、今、三人の少女たち、ノックス/アリーシュ/アリスが銃を持ち、立ち上がった…!

しすてむ

オーソドックスな2DローグライトACTSTG。「Enter the Gungeon」の亜種「Exit the Gungeon」のやりたかったことをすべてやりつくしたゲームとの評有。ほかにもローグライト系「Metal Slug」との評も有りなようで、まさしくその通りだとレビューさせていただく。リプレイ性の高いローグライト版メタスラと言ってしまえば、システムの全容はこれだけで明確である。ゲームデヴェロッピングでやりたかったこともプレイヤーにやらせたいこともかなりクッキリとしたコントラストで描かれているのが特徴。

基本、武器拾って集めていくっていう形なんだけど。その武器に備え付けられる”パーツ”があって、さらに基本ステータス上昇のための”アーティファクト”がある。双方ともにローグライトゲーおなじみのとおり、バフっていく形なので、身長に吟味して装備していくことが求められる。んで、武器には耐久性というステータスがある。このステータス残高が0(ゼロ)になるとその装備は修理するまで使えない。マップ上特定のポイントで修理したり、上述のバフ系システムをうまく加味したりして、やりくりしていく。はじめはこのシステムダメに思えるけど、ちょっとプレイしてると、やっぱ必要なアクセントやと思ったわし。

システムの根幹はこんなもんかな。

くふうしてきたところ

ローグライトって言ってもまぁ工夫してきたところがいっぱいあるわね。まず、ドッジロールが出来る点。タイミング良く敵弾に”合わせる”とバレットタイムみたいになって、エフェクトが出る。これが簡単で、単に広く設定されたタイミング期間に合わせるだけでできるので、俺つえーみたいなエフェクトの効果有。ステージを進めば進むほど苛烈になる敵弾幕を上手い具合かいくぐるのに必要なシステムだね。また、これがでかい当たり判定のキャラを上手い具合に活かす重要な役割を担っているといえる。

あと壁とか障害物を使って、うまく敵弾から避ける要素もあると見た。オブジェクトを上手く使って、上下左右に比較的広めに広がっているフィールドをこなしていき、部屋部屋の敵を全滅させる。すると、次のエリアが開かれるんだけど…(これまたローグライトにおなじみな光景)そのエリアの攻略法にいろいろある。例えば、途中のショップのマーク・表札が掲げられてるところに入ればそのとおりショップに入れるし、いろんな特殊オブジェクトやアンロック条件のある要素要素にアクセスできるって感じかな。んで本拠地でそれらをうまくマネジメントしていって、攻略の段取りをつけていくっていう風になっている。

オブジェクトは、100種(ぐらいか?)以上ある武器にと組み合って補完し合う関係。例えば、持ってる武器を解体したり、あるいは融合させたりってことも、オブジェクトをアンロックしたうえでできるみたい。ファストトラベルみたいな要素(なお、エレベーター移動という設定)もある。サーカス団員みたいなランダムバフの部屋まである。これらはクリスタルを集めることや特定の宝石みたいなグリーンのオブジェを集め、使用することでアンロックもしくは使用できるようなる…といった感じ。

さらに、手りゅう弾もあったな。こいつはけっこう強烈な武器になってくれるがあまり多くは持てない(マップ上で補給可能)。んで、プレイアブルキャラクターは冒頭に書いたように三人。でも最初は一人しか使えない。アンロックの要素はここまで多彩にあるんで、お値段相当にしっかりやりこみができる風味に仕上がったといえよう。