7月末(29日)、MARiAとtokuで構成される音楽ユニットであるGARNiDELiAが楽曲「my code」の中国語版「光之指引」のMVをオフィシャルYouTubeチャンネルで公開した。前日(28日)に、同曲はグローバルリリースされており、これはGARNiDELiAとして初の試みだ。楽曲「my code」は、同ユニットのアルバム「Duality Code」に収録されていたもの。この度、中華製スマートフォンゲーム「白夜極光」のテーマソングとして事実上装いを新たに再リリースされた、ということになる。
原曲はハードロックとポップロックを合わせたような曲目。この度、公式に中国語版になった(歌詞全編中国語)ということもあり、中華圏のかたがたにとって反響がデカいようだ。実際、YouTubeの同曲のMV動画においても中国語で※を寄せているかたが多くいる。MARiAが流暢な中国語で歌う様子がそうした※とともに絶賛されているのだ。2023年時点でGARNiDELiAは、香港・深セン・成都・重慶・北京で現地の公演が組まれるほど、海外・特に中華圏での人気が高い。販売されてるチケットはSOLD OUT連発してるようデシ…
( ゚Д゚)<ワールドツアーだね!
もともと、GARNiDELiAは中華圏で有名な音楽ユニットである。むしろ日本のファンよりも人員数で言えば、間違いなくあちらの大陸側のほうが多いことは容易に想定できる(現にチャンネル登録者数は単一の音楽ユニットとしては異常なほど多く92万を超している…それだけ、グローバルに愛されているユニットであることが一目瞭然なのだ)。これには様々な理由があるだろうと推測できるが、ビジュアル的な理由が一番デカいファクターだろう。MARiA自身、過去の放送番組内で述べていたことだが、いわゆる”踊ってみた系”の動画が中華圏でバズったのがきっかけだとも噂されている。ちょっとだけゲームのほうについても言及しておこうか。
ゲーム「白夜極光」は、テンセントが手掛ける中華製のラインストラテジーRPGで、2021年6月にリリースされた人気ソシャゲ。アストラという世界を舞台に、鬼を敵にとって戦う英雄たちに焦点を当てているゲームだ。ゲーム自体は「ロックマンエグゼ」を彷彿とさせるマス式のストラテジーRPGとなっている。同年の11月にはPC版もリリースされた。過去、ReolやKOTONOHOUSEがテーマ音楽を手掛けたことでも知られるゲームだ。
さて、GARNiDELiAというユニットは、彼らがこれまで実践してきたように『様々なことにチャレンジするクリエイター』であることに間違いないだろう。バラード・ポップロック・ダンスミュージック・アニメソングなどのタイアップ楽曲…色彩を幅広く彩ることでユニットとして飽きさせない理由が多くあるとあたしも思う。それこそがGARNiDELiAのクリエイターとしての最大の魅力であることに疑念の余地はない。ただ、一言いいたいことがあるとすれば、ガルニダー(GARNiDELiAの熱心なファンのコトね☆)の中でも、おそらく多くの日本のファンが望むように、
もうちょいtokuPのボカロ時代のように、バラード・落ち着いた楽曲を聴きたい…
あたしはそう思う。