「週刊ファミ通 2023年8月3日号(No.1807)」にてシンガーソングライターの米津玄師が自身のゲーム体験についてインタビュー形式で答えている。この号掲載の特集をまとめてみよう。全体的に見てみると、FFについて語ってるわけじゃなくて、ゲーム全般について語ってくれてる、っていうほうが正しい。表紙じゃFF16×米津玄師となっているけど、ゲーム×米津玄師と書くほうが正確やと思います。
メインテーマってのはどーやらこの曲のコトらしいね( ゚Д゚)
・米津は小1のころプレイしたFF7が初めてのFF体験でその世界観そのものが好きだった.
・幼少期にFF7に出会いSF色に多大な影響を受け系譜ともいえるFF12にも熱中.
・FF8およびFF11は”外した”がそれ以降はナンバリング順に全部プレイしている.
・小学生高学年のときはROやメイプルストーリといったオンラインゲームにかなり熱中.
インタビューの中盤では米津のFFゲーム音楽との関わりが述べられている。
・FF16で吉田P側から米津へコンタクトがあり仲間として楽曲「月を見ていた」を制作.
・タイトルが開発途中の早期段階から楽曲づくりを任されたため奮起した.
・ゲーム音楽は特有の性質があるためポップすぎる楽曲は避けることを意識した.
・具体的にはゲームとのリンク性に力を入れ特にクライヴとジルをテーマに作った.
インタビュー後半では再び米津とゲームとの関わりに話題が振られている。
・ゲームは空想の世界にプレイヤーを連れて行ってくれる特別なメディアである.
・世界観を共有するなどそうした空間自体に大きい魅力があると米津は感じている.
・ゼルダやアークラザラッド2や静岡さらにはサイレンやグラブルファンタジーも好きである.
・ニッチなところではバテンカイトスも布教したいと思っている…
とまぁこんな感じか。
自分は米津さんの音楽、まったく良さがわからない(多様性とか表現の多面性を感じれないという意味で)のですけど、ゲームが好きで世界観にとても影響を受けたという点が響きました。あたしはゼルダもアクザも静岡もサイレンもグラブルもやってませんし、バテンカイトスなんてニッチな傑作はまったく知らぬのです。そうしたタイトルを米津さんがやってきたということには驚きました。個人的にはFF16でようやっとFF-IPが復活したなって思ってて、むしろ音響ならば、最近はFFより同じスクエニでもオクトラ2のほうがずっといいと思うことに変わりはないんですが。いずれにしたって有名人がゲームに対して良い貢献をすることは、どんなゲーマにとっても社会的に良いことなので、今後も頑張っていただきたい。
<糸冬>