【連載:ローグライト探訪記】「Voidigo」~値段相応の面白さ | ゲヲログ2.0

【連載:ローグライト探訪記】「Voidigo」~値段相応の面白さ



つい先日(6/8)、とうとう「Voidigo」がリリースされたね。ちょいとレビューしてみるよ。

すとーりー

なんか闇?とかカオス?の軍勢が自分たちの種族?を脅かしてきた、対抗するため戦っていく!みたいなストーリーですね。ナレーションのかたが(英語でですが…)情緒感豊かにこのシンプルなストーリーを語ってくれます。相当簡単で聞き取りやすい英語ナレーションだと思います。まぁ、簡単な英文さえ読めりゃリスニング能力皆無でもプレイできます。総じて、中卒レベルの英語力でも安心して買えるようなっちょります。

自由奔放なデザイン

全体的にデザインはかなり良いよね。主線に拘らず、ヌルヌルとした2Dグラフィックス(ここで言うヌルヌルってのはFrames per Secondのコトじゃない)がすごくいい味出してる。ヌルヌルの意:例えば、はじめプレイアブルキャラクターは鳥みたいなやつ一羽なんだけど、コイツ含め敵キャラやオブジェクトも原色っぽい色味が出ていて、かつ、油絵のような芸術的な表現でグラフィックデザインされてる。結果、独特な世界観を醸し出している。もちろん、ウェポンとかパワーアップアイテムもすべて統一感のある独特なグラフィックスで表現されてる。

システム

NTに似ている、という声があるみたいだけど、まぁ、たしかにそうです。でも、この手の見下ろし型ACTなのに、ジャンプが出来て、上手く敵を踏むとスタンさせることができたり、近接武器による攻撃もできたりで、独自性も十分高いと思います。このように、NTみたいな先輩格のゲームとは違う点もままあります。他にも、例えば、途中途中に存在する闇のレリックみたいなのをジャンプスタンさせていくことで、ボスのライフゲージロックが解除され、倒せるようになっていく…というようにシステム面でも特徴がありゅ。エンゲージできる装置も多数存在し、ライフを捧げてなんらかのアイテムを得る、だとか、宝石みたいなアイコンを集めて、カードにし、ライフや弾薬を買ったりとで、随分と髄が凝らされています。NTに似ている…というのは第一印象の表現でしょうね、あくまで。その線でいくと、『個性派ローグライトACT』というのが一番手っ取り早い表現でしょうね。

ローグライト要素

どうやらある程度の周回プレイに適している設計みたいです。アンロック要素は5キャラクター、加えて、基礎パワーアイテムみたいなのが同じぐらいあります。初期設定できるパッシブ能力もある。これらをアンロックさせることになるんすけど、どうやらワンプレイクリアまで一時間程度必要というように、少なめの時間でクリアーに至るそうです。だから、値段相応の面白さ。通常武装170種つったかな?パワーアップアイテムも100種ぐらいあるんじゃあないかなぁ。というわけで、プレイしていて進むたんびに、発見できることが多そうです。


もうちょっとプレイしないと神髄がわからないですけど、ローグライトの基本は抑えたうえで、良い意味であっちらこっちら行くことになるシステムで作られているので、独特な感覚でプレイできる、面白いゲームだと評価できます。ただ、冒頭数十分だけやった分では判断できかねる点も多い。もっとプレイしていきたいと思います(”圧倒的に好評”レビューがホンマ妥当かは、現状ようわからんけどね☆)。