さらに、私たちの最新ゲーム『サバキスタン:犬の国』の日本語版公式トレーラーもぜひご覧ください。 pic.twitter.com/3cgjkwZcXo
— Terletski Games (@terletskigames) June 18, 2025
既にゲヲログでも関連記事をいくつも上げているがロシア産アンチ独裁系風刺漫画「サバキスタン」のゲームが発表された。タイトルは「Sobakistan: The Land of Dogs」というもの。Terletski Games(名前からして原作者のビタリー・テレツキーが関わっているものと想定される)が2026年にSteamにてリリースする予定のADVゲームだ。和名タイトル「サバキスタン:犬の国」。日本語・英語・ロシア語の三か国語に対応する予定。日本語でも遊べるね☆
コミックの初刊の内容に沿ってにゲームは進む。独裁主義国家・全体主義国家サバキスタンでの主席の葬儀が海外報道陣に公開されジャーナリストたちが招かれるというストーリー。ゲーム内では6人の異なるキャラクターを操作可能でマルチエンドのシステムを採用しているという。ADVゲームといえどもパズル・ステルス・アイテム収集の各要素が詰め込まれていて俯瞰してみると総じてレトロな雰囲気で表現されるゲームになる見込みだ。
コンポージングにもこだわりがあるようでゲームを彩る音楽はパーシャ・ジュダノフが担当する。テレツキーのほか作画を担当したカーチャもゲームに関わりを持っているようで原作に忠実な面とゲームであるがゆえの改革的な表現力に富んだデザインに期待がかかるところである。原作序盤でお馴染みのジャーナリスト:アンリ・パスカルと労働者:ハーモニーも登場する。全13章構成のゲーム。2章まで遊べるデモ版も公開予定。
どーせなら蘊蓄もたれておこう。「~スタン」という国名はよくよく国際政治の場で見受けるがこれは「~人の土地」という意味である。例えば「アフガニスタン」ならば「アフガン人の土地」という意味である。「タジキスタン」ならば「タジク人の土地」という意味である。当然「サバキスタン」は「サバク人の土地」という意味を示す。独特の国家観を象徴するタイトリングがされているってことなんだろうね。前進せよ!サバクの労働者たち!