タクティカルFPS(TFPS)というゲームジャンルの魅力を阿呆な脳ミソの持ち主が必死になって考えてみた | ゲヲログ2.0

タクティカルFPS(TFPS)というゲームジャンルの魅力を阿呆な脳ミソの持ち主が必死になって考えてみた



タクティカルFPS(TFPS)っていうゲームジャンルが最近自分の中で熱い。この類のジャンルはこれまで「Operation Flashpoint(以下オペフラ)」「Arma」の特異な二強時代が長く続いてたけど、俺が鯖缶やってる「GROUND BRANCH(以下GB)」や「Ready or Not(以下RoN)」の大成功を受けて、とうとう本格的なTFPSの時代がやってきたな―って思うやき。利点はいくつかあると思う。


・通常のFPSと違ってAimよりも立ち回りが極めて重要である点

通常のFPSでの強さ=Aimの速さって感じだけど、このTFPSというジャンルでは、同じ似ているFPSジャンルでも求められるスキルはまったく違う。クリアリングの方法とか立ち回りが、TFPSでは極めて重要。だから、Aim能力で劣っていても、立ち回り次第でいくらでも遊びつくせる。初心者でも初心者なりに楽しめる…というだけではなく練習した成果がすぐに反映される。

・立ち回りといっても戦術判断力由来のもの要求である点

…っていうと誤解を招きそうだけど、いわゆるスポーツ系FPSとは全く違う。「Unreal Tournament」とか「HALO」でさえ全く違う。こいつらは間違いなくTFPSではない。タクティカル、というだけあってかなり戦術級のリアルの特殊部隊や軍組織に近い立ち回り=いわば戦術判断力が求められる。つまり立ち回りといってもスポーツ系FPSと違って、本格的なシミュレーターという意味で全く違う栄養剤になってくれる。

・ブリーフィングやトレーニングをゲームの中でリアルに再現できる点

例えば、ブリーフィングやトレーニングがこのジャンルでは極めて重要で、さっき撮影したばかりの訓練動画をすぐその場で見て、反省できる。つまり、リアルの特殊部隊訓練をゲームの中で再現できる。チーム組んで、クリアリングの練習していくだけでも、従来から見てきたFPSの景色が違ってくる。これまでのFPSではブリーフィングやトレーニングの類だけで、これほど高度な戦術判断力が求められるものはまったくなかった。オペフラでさえここまではなかった。GBやRoNの登場によってFPSは新しい局面を開拓したと言える。それがTFPSなのだ。

・銃器ガジェット類の再現が現実に即している点

これも重要。リアルに即しているので、リアルの銃器の知識も求められる。サプレッサーや拡大レティクルなど銃のカスタムからなにからなにまで現実に近い。スモークグレネードやフラッシュグレネードどころか指向性爆弾だってナイトビジョンだって実装されてるし、知識がなくてもそれだけでマジでワクテカする。知識があったらもっとワクテカするだろう。あれ、レイセオンってミサイル作ってるだけじゃなかったんだ…

・あとは単純にバイアスの問題

あとは単純にバイアスの問題っすね。こここうしたら面白いんじゃね?とかの反省訓練やKPTでさえオンラインのホワイトボードやWindows搭載のメモ帳ベースで行える。この側面はDiscordの登場もでかい要素になってる。その場で即画面共有ができるってのは、一昔前まではできなかった超えられない敷居だったけど、今は違う。KPT回していくうえで、DiscordやGuildedはあまりに強すぎるツール。そうして実戦環境を整えていくうちに、自然とゲーミングのバイアスがかかって『うっは、これマジで特殊部隊の再現じゃん…おもしれえwww』っていう具合になる。


まぁ大体こんなもんか。つまり、何から何までリアル寄りで、ある程度のPC及び画面とキーマウとネット環境があれば、誰でも特殊部隊の一員みたいになれる。わからない点はTFPSとかリアルの特殊作戦軍の訓練環境に詳しい方になんでも聞けるし、ゲームジャンルがジャンルなだけあってか、とてつもなくそれだけで無限に時間が溶けていく。これは面白すぎる…というわけだね。

え、なんだって?CoD?BF?なにそれおいしいの?