【連載:ローグライト探訪記】和風ホラーローグライク「深 四のの目 -陰陽の巫女-」~徐々に内容が明らかに | ゲヲログ2.0

【連載:ローグライト探訪記】和風ホラーローグライク「深 四のの目 -陰陽の巫女-」~徐々に内容が明らかに



『新たな世界を創る』をキーワードに標榜するベンチャー企業WODAN,Inc.がdevに、そのゲーム業界参入の報からSteamerにとっても既にお馴染みになっている存在KADOKAWA CORPORATIONがpubに、それぞれ就いて作るゲーム「深 四のの目 -陰陽の巫女-」の情報が徐々に明らかになってきている。あたしは見逃しちゃったけど、ちょっと前までデモ版も配布されていたみたい。そんな本作はかつて同じWODAN,Inc.がdev/pubとなって手掛けた謹製のゲーム「四のの目」の続編となるらしい。前作はSteamでリリースされてたけど、あんまり注目まではされてなかったゲームなようだ。

WODAN,Inc.のHPでは同社同作の関連スタッフが関わってきたIPが一覧になって示されている。それによれば、同社社長のKenichi Iwao(岩尾賢一)や、コアメンバーとみられるTatsuya Yoshikawa(吉川達哉)は、カプコン・スクエニ・DeNA・任天堂などでゲーム関連の職務を経験してきた、業界では有名な”際立ったツワモノ”なようだ。IP名にも「バイオハザード」「ファイナルファンタジー」「ブレスオブファイア」などそうそうたるタイトルが並んでいる。なお、PGerには、怪物IPとして知られる「Fate/Grand Order」の開発で広く知られるHiroshi Ogino(荻野洋)も就いている。どうやら皆経験を活かして独立しているようだね。この様子については電ファミニコゲーマーの記事が詳しい。

本丸・独立作となる今作についてもふれておこうか。ゲームの主人公は兄の行方を辿る巫女ヨノ。兄の足跡を辿り行きついた屋敷がゲームのメインフィールドとなる。この屋敷は恐れるべき凶悪なモノノケが闊歩しており、ゲーム体験として、屋敷を探索する以外にも、音によって様子を探知し、囲炉裏や落とし穴といった罠を仕掛けてうまく奴らを誘い出す手法が求められるなど、かなりの捻りが利いた、特徴的なローグライクゲームに仕上がるようだ。和風のおどろおどろしさのあるドット絵が特異な一作でもある。『限られたアイテムと罠を使って生き残る思考型ローグライクホラーアクション』というフレーズが、そのSteamストアページに踊っているのが現段階で確認できる。

さて、そんな本作だが、そのリリース予定日詳細までは未だ明らかになっておらず、リリース予定年が2024年内とSteamプラットフォーム上では示されている状況にある。同ストアページでは前作からのパワーアップ要素としていくつかフォーカスポイントが示されていて、モノノケ種の増加・実装される罠やアイテムの増加・ダンジョン数そのものの増加・ボス追加・ヨノの変身要素追加などが具体的に挙げられている。『劇的にパワーアップ!』しているらしく、前作で聞かれたユーザの声を開発プロセスに反映していることも明らかになっとる。小ぶりながらも、ローグライクヲタとしては十分期待できるんではないだろか。