ゲームメディアではAUTOMATONだけが報じているXのAPI仕様変更について伝えよう. AUTOMATONの記事によればXのプラットフォーム上第三者が”叩き”でその関連サービスを開発活用できるAPIの仕様が変わったという. AUTOMATON自体Xを広報システムに活用しているためその仕様変更に伴い混乱が生まれているというのだ.
記事ではこの流れは特にイーロン・マスクによるX(旧Twitter)買収劇が絡んでいるのではないかとしている. この買収騒動の周辺で仕様が変わったり変わらなかったりと方針が錯綜している節があるというのだ. では具体的に直近どう変わったのか. 記事の内容をまとめてみよう.
・Basicプランが100ドル/月が200ドル/月へと二倍に値上げ.
・Freeプランにおけるポスト数制限が1500ポスト/月から500/月に.
・ただしその数値に関してX側の発表とAPIパンチャーとの間で認識に矛盾がある.
・…というのもFreeプランのポスト制限数が50/月が実情になっているようだから.
・さらにポスト数制限が17件/日と厳しくなったことも確認できる.
・この仕様変更は情報が交錯していてX側のスムーズな情報公開があったとはいえなさそうである.
APIとはApplication Programming Interfaceの頭文字をとった略称. そのシステム解説はWikipediaに詳しいがよーするにAPIを”叩く”ことでサードパーティプログラムが開発可能になるという解釈で一般的には知られている. まぁとにかく便利なツールということだ.
AUTOMATONが報じるように例えばXのボット(自動公開システムみてーなもん)を開発するうえでX側が公開しているAPIを活用することが求められる. その公開情報が変われば開発体制もそれに合わせて変更を強いられる. 本来はこれほど簡単な意味合いではないだろうがフツーのXユーザにとってはこれぐらいの認識でかまわん.
・本記事のソース:X(旧Twitter)API無料プランの規制が一気に強まる。ポスト数制限が過酷になり、弊誌AUTOMATONも手動でX投稿中 – AUTOMATON