TANOTECH株式会社が主導して作るモーションキャプチャー複合機器TANOのプラットフォーム実証事業が10月から始まる | ゲヲログ2.0

TANOTECH株式会社が主導して作るモーションキャプチャー複合機器TANOのプラットフォーム実証事業が10月から始まる



TANOTECH株式会社によって開発されたTANOプラットフォームシステム実証事業が2024年10月より始まるという. PR TIMESが伝えている. TANOプラットフォームとは同社の開発したフレイル対策のための有ロボットコミュニティのこと. 実はプラットフォームのシステムとして構成している要素はシンプル. 受付機で受付をした後TANOと呼ばれるモニター機器の前でプログラムに沿って運動しそのプロットを印字するというだけのことらしい.

実証事業は2024年10月22日~12月20日の日程でアジア太平洋トレードセンター(大阪市)にて高齢者向け無料運動プログラムとして行われる見込み. この実証事業を考えるうえで重要なのはTANOと呼ばれる複合技術モニタリング機器のこと. どうやらこれはモーションセンサーを搭載しているプラグマラブルなゲーミフィケーション機器という位置づけらしい. 福祉・介護・教育分野に派生活用が可能で300種類以上のプログラムを搭載可能だという. 一言で言うならばこのTANOは非接触・非装着型の複合モーションキャプチャーツールなのだ.

TANOを用いた同プラットフォームは国立研究開発法人日本医療研究開発機構の令和5年度ロボット介護機器開発等推進事業に採択されているほか多くのアワードを受賞しておりそのイノベーティブな試みが世の中で高く評価されているという. いわば眠った財産Kinectを別サイドから復活させたものと評することもできそう. 上述の動画・公式Xアカウントを見る限り選択・実行できる運動プログラムの中にゲームの要素が強く色濃く反映されているということらしい.

TANOTECH株式会社は神奈川県平塚市に本店を構えるTANOの開発及びそのプラットフォームの国内外での展開を主事業とする企業. 開発するのみでなく運用するところまでがカバーリングの範疇にありいわば総合的な福祉系ソリューションの企業と言い表す方が正しい筋な気はする. 公式ウェブサイトの企業情報の項目によれば大学との共同研究も行っているという. 子育てのしやすい街・暮らしやすい街として有名な平塚らしさを感じるGJなPJだとあたしは感じたよ.