比例はN国に入れた、最大かつ単純な理由 | ゲヲログ2.0

比例はN国に入れた、最大かつ単純な理由



あたしもfameも比例はN国に入れた(選挙区は維新)。投票行動自体には全く後悔はしていない。なぜかを簡潔に説明する。ちなみに別にN国が好きだとか、N国に強く惹かれたからと言う理由で投票はしてない。『最低限できうることだけを言っているから』というのが実のところ正しい。なぜN国に入れたか?

実現可能な範囲で現実的な実行力を”最低限できるつもり”でアピールしているから

実行力: 結果を出す「仕組み」の作りかた – 橋下徹

これに尽きる。橋下徹もいうように【実行力】という点では、N国や維新や令和がすごくいい線を行っていると思う。これらの、実は”できる限りのこと”を”最大限できるつもり”で言っている泡沫政党に対して、現状の他のメジャーな政党はなにも言えてない。自民党の経済政策は旧民主党みたいなバラマキに徹していて、こんなでホンマの国の改革などできるはずがない。無計画すぎる経済政策・税制…無脳で科学なエヴィデンスに基づかないテキトーな子供振興策・それに準じる教育政策と社会保障政策…できないことを言っているのが今のメジャーな政党。自民も立憲もその点では同じだ。できることから実践してくれて、国会でアピールしてくれれば、それでいいんにそうはなっていないのが今の国会。つまり、国会はそもそも論で機能不全に陥っている。

別にできることはアイデアだったり工夫だったり単純な発想だったりしてもいい。それが他の政党にはない。N国にはあるからN国に投票した。たしかに数の上ではできないことだけれども、必要最低限度の改革(ここではNHK改革のみのワンイシュー)をすべきとN国は言っているのに、どの政党もこれに応じて対抗することがない。現に自民でこう言うことが国政の場で発言できるのは拓大卒の小野田議員ぐらいじゃないか。N国の浜田議員だって、現実的に言えること・できること・できるであろうことを、具体的に言っている。テキトーに『子育て支援頑張りまーす』とか『子供たちが希望を持てる社会に』だとか『高齢者も安心で安全な世の中に』とか聞きたくないんだよね。そういうJK(常識的に考えて)妥当だけなことを言ってなんか意味ある?当たり前のことだけいって票田を稼ぐアピール合戦ってもう飽きたよ。

一般意思2.0 – 東浩紀

民主主義は米国でも英国でも仏蘭西でも上手くいっていない。新自由主義的な改革は、日本でも必須だと思うけど、その後の停滞・分断期ってのはどの国でも避けられていない。むしろ東浩紀が言うように新しい民主主義を作った方がいいのではないか?という説はあっていい。とりま求められているのは、できることから一つ一つやっていって、改革の芽を育てていく。これができるかできないか?だけ。できないこと・曖昧なこと・具体的ではないことをいくら主張されても応援する気にはならない。選挙区、維新に入れたのは改革を実行して、できるだけのカネを持ち寄って国の育てるべきところに注力することを主張しているのが維新だから。自分の政治信条があるわけではない。でも、できること・曖昧ではないこと・具体的であることを言わないタテマエ政党は国にとって不要だと思っている。

だからあたしは比例はN国に入れた。ただそれだけのこと。

~付記:N国に対してはホリエモンだけじゃなくて牧原出も単なる泡沫政党ではないと評している~

※書影:Amazonより.