ゲーム「OMORI」の作者、OMOCATとは何者か? | ゲヲログ2.0

ゲーム「OMORI」の作者、OMOCATとは何者か?



OMOCATは、アメリカ合衆国のゲームディレクター・イラストレーター・デザイナーである。英語圏で主語がsheと表記されているあたり、どうやら女性らしい。国内での彼女のブランド品を流通させている、ヴィレッジヴァンガードのプレスリリースによれば、アジア系アメリカ人というルーツを持っているそうな(PR TIMES)。

なぜか英語版のWikipediaよりも日本語版のWikipediaの記事の方がずっと詳細にわたって解説されている(Wikipedia)。というよりかは、なぜか英語版Wikipediaにはゲーム「OMORI」の記事はあってもその作者・原案者であるOMOCATの記事は2022年1月末時点で存在していない。

日本語Wikipediaからの情報によれば…

・かつてはカナダで、確認できる限り現在はロサンゼルスで活動

・ブランドネーム、ハンドルネームとなっているOMOCATという名は学校の課題でつけた

・「妖怪ウォッチ」「MOTHER」の企画などとコラボレーションをするなど日本圏に近い

・Tumblr上でリリースしていたグラフィカルノベルが後にゲーム「OMORI」となる

とのこと。独自の世界観を持つ気鋭のマルチクリエイターで、カルト的な人気を誇る。以下はOMORI Wikiからの意訳・抜粋。

OMOCATとはイラストレーターである。自作のイラストのほか、多くのファンアートの作者でもある。ウェブサイト管理者でもある彼女は自前のオンラインストアで、自分が制作を担当するファッションブランドショップを成功させている。コラボレーションにも積極的に活動。OMOCATはデジタルゲーム「OMORI」で広く知られることになった。

彼女は自身が望むものを度々ものにして作ってきた。世代間のギャップによる無理解こそが、彼女の制作意欲の源。OMOCATは、多くの人がそうであるようにフィクションの人物に感情移入しやすいタイプである。またそれこそが、彼女のブランドを作り上げてきたといえる。


OMOCATは意味・含蓄の深いものを作りたいと望んでいるクリエイター。作品を通じて、自身が信じるものを広め、希望を放つようにありたいものだというのが彼女の望み。アニメに対する偏見・デジタルゲームに対する批判・夢の否定・時間の制限などのセケンテイなルール溢れる世界でも、自分の愛するものを信じることを知ってほしいという思いから、制作されているそうな…。


OMOCAT(ゲームディレクター)はイラストレーターであり、OMOCAT, LLCのオーナー。ゲーム「OMORI」はOMOCATの思い入れのあるプロジェクトの成果物。その完成が成し遂げられた今、彼女は先々を見て、新たなるプロジェクトに取り掛かることを楽しんでいるようだ。

OMOCAT | OMORI Wiki | Fandomより意訳・抜粋

※OMOCATの管理する公式ブログ・公式ストア・ツイッターアカウント・インスタグラム・FBページ・YouTubeチャンネルへのリンクは日本語版Wikipediaの彼女のページの外部リンクよりたどることができる(Wikipedia)。また、英語ソースになってしまうが、英語圏で著名なウェブライター・ディレクター・ジャーナリストであるLauren Orsini(リンクはTwitterアカウント)が管理するオウンドメディアサイトOtaku Journalistのインタビューにも応じているようだ(Otaku Journalist)。