2024年10月31日にホラーACTADVタイトルの古典的名作とされる「クロックタワー」の移植復刻版がリリースされることが判明した. 対応プラットフォームはSwitch/PS4/PS5/PC(Steam)/Xbox Series X|Sでその名称は「ロックタワー・リワインド」というものになるという. これまでは国外では発売されていなかったが此度の移植復刻版は海外向けにも発売される見込み. 国外では熱心な有志がプレイしていたタイトルだがその正式版がグローバルな環境でプレイ可能になるというわけだ.
移植復刻版は原典に忠実な原作モードとリメイドされた拡張モードが搭載される. 拡張モードは遊びやすくするための修正版という位置づけで追加コンテンツなどの改良が施されたものでもあるという. また移植復刻版には現代風のアニメーションで彩られた新鮮なイントロダクションムービ・OP/ED各主題歌・モーションコミック・制作陣に対するインタビュー・アートギャラリー・ミュージックプレイヤーなどの新要素も満載.
ゲーム「クロックタワー」はヒューマンというかつて存在した日本のゲーム会社が制作した同社を代表するIP. ホラーADVの世界に新風を巻き起こした隠れた名作としてコアゲーマの間で今でも語り草になるほど知られるタイトルだ. 一見シンプルに見えて深めのゲームプレイが可能なゲームであり並行視点から貧弱な主人公をポイント&クリックのような指定形式でそれを操作するというコンセプトを擁している. それゆえの独特なホラー観に優れ映画風の恐怖感が味われる一作になっていると評されることが多い. 10月末にそいつが復刻するわけだ.
PC(Steam)版の表記を見る限り開発にはWayForward/Limited Run Gamesが就き配給にはWayForward/SUNSOFT/CAPCOMが就くようだ. シャンティシリーズの開発筋が本復刻作に関わっているらしいことが示唆されているといえるだろう. また配給に伝説のクソゲーメーカ:サンソフトとカプコンが表記されている当たりからは特異な立ち位置のタイトルらしさが感じ取れる. サンソフトは伝統的にクソゲーメーカとして知られるがマジで神ゲーメーカに転身したなと思う. ゲームのマネジメントの面で優れている人材が多くいるんだなという印象を持った.
シザーマンとの闘い.今再び.