落ちものパズルとバトルRPGの融合「Flowstone Saga」~「Tangledeep」開発元の作る意欲作 | ゲヲログ2.0

落ちものパズルとバトルRPGの融合「Flowstone Saga」~「Tangledeep」開発元の作る意欲作



傑作ローグライク「Tangledeep」で名を上げたdev:Impact Gameworksが新作のデモ版を長らく配信している。パズルとバトルのふたつのシステムを融合させた意欲的なゲーム「Flowstone Saga」のことだ。この新規タイトルは、開発・配給ともにImpact Gameworksが担当しているが、加えて配給にDoyoyo Gamesがついて回っている。先述した「Tangledeep」と同じ布陣だ。

今作の一番の見どころはやはり特異なバトルシステムだろう。モンスターと戦うには、画面中央に示されている”落ちものパズル”という交絡要素を解かねばならない。テトリスのシステムをバトルに組み込んだものだと考えてもらえば、良いだろう。テトリス式落下型パズルを解き、強力なコンボを導出、最大で三体のモンスターたちと戦い抜く…

このパズルに組み込まれた特殊なブロックを処理することでバフが得られるという。リンククリスタル・オーブ・フラスコ等々のブロック・アイテム・レリックの類によるバフ。基礎的なアビリティを使ってバフの影響を左右させることも可能。ただ、敵となるモンスター側もこのパズルシステムのインターフェース上で妨害行動をとってくることも忘れてはならない。いわば、単純なシングルテトリスなだけでなく、ぷよの要素を持っているわけだ。

また、RPGらしく物語の脚色にも相当熱が入っている。主人公は冒険者ミライ、遺跡で太古の力を得たことがきっかけとなり、ペット・スプリグとともに壮大な旅に出ることになる。ニューリバーストーン・紅牙海賊団・ビザンカール帝国…宝物探し・人々との交流・鉱山採掘・街の再建…そしてなによりもミライの過去を巡る旅…胸躍る冒険がミライの進む旅路には多く待っているという。

BGMやドット絵にも力が入っていて期待が出来そうだ。