Steamデジタルゲーム版から入ったんですが,,,よーするに理解するのに必要なのは”慣れ”であり、チュートリアルの他に様々な攻略サイトをくまなく観察し続けることが重要です。これは「Wingspan」の時と全く同じ構図。ボドゲはこれらの傑作に限らず、どのゲームでも同じような感覚で挑まないと、最終的に結局理解できないようですね。今回は三つの解決ルートを見ていきます!ちなみに、冒頭示させていただいた動画は”③解説動画も見る、わかるまで繰り返し見る”のところに該当するものです…
①チュートリアルを10回は繰り返す
チュートリアルは三編から成立してます。まず『力の基礎』、ここは紛争と勝利点の概念を学ぶセクションです。次に『帝国の仲介人』、ここは主に内政と紛争の関係性を学ぶセクションです。最後に『応用戦争』、ここは紛争をサポートしたりする特殊なゲームムーブを学ぶセクションです。1回で理解できなくても構いません。10回意識してやっていけば誰でもある程度は身に付くと思います。このゲームはそれほど難しくはないのですが、特にワーカープレイスメントの部分・配置面で理解のために苦労すると思う。けども、そこを乗り切れば元々あるデッキ構築ものとの絶妙なコンビネーションがうまく作用し、本作を傑作に至らしめている点に理解がいくはずです。
②解説サイトをひとつづつ当たる
解説サイトをひとつづつ理解が行くまで十分読み込むこと。これもまた重要です。サイトによっては、詳細を語るところや和訳データを置いているだけのところ、また、深ーく戦術を考察したところがあります。ボドゲ版を底本にとっているので、デジタルゲーム版もまたそれに準拠しています。てかよほど特殊なDLCが出ない限りはボドゲ版と全く同じです。つまり、ボドゲアナログ版の理解が進めば、特にSteamデジタルゲーム版についても同じことが言えます。これは、ボドゲアナログ版のやり方がわかれば、デジタル版はよりスムーズに間違いなくプレイできることを意味します。
③解説動画も見る、わかるまで繰り返し見る
これもまた重要です。何度も言いますが、ぶっちゃけ”慣れ”です。冒頭、デッキ構築+ワーカープレイスメントのゲームだということがよくわかる動画を示させていただきました。デッキ構築ってのはデッキが徐々に強くなっていくタイプのものであり、「ドミニオン」とほぼほぼ同じようなシステムです。であるから、「ドミニオン」のルールがわかっていると自然と入っていける。ただし、このボドゲはワーカープレイスメントとの組み合わせにより構成されているものなので、ちょっとわかりづらくなっているだけ。ゲーム自体はそれほどは難しくはない。プレイスメントってのは大雑把に言えば”代行者の派遣”と呼ばれる部分のことですね。
Steamデジタルゲーム版は採点とかゲーム進行がボドゲアナログ版と違って、オート化されている上、コンピューターが厳密に判断するためケアレスミスが発生しないようになってます。そこが良いところなんですが、和訳が若干…ってのはあると思う(理解できないレベルの誤訳はまったくないものの分かりづらい部分はある)。んだもんで、①②③を繰り返して諦めずトライ&エラーし続ければ本作が素晴らしいゲームであることはいずれ分かると思います。10回繰り返せば、たぶん誰でもルール理解できるレベルに達すると思います。
<了>