百合系ループADVゲーム「早咲きのくろゆり」~2023年リリースへ | ゲヲログ2.0

百合系ループADVゲーム「早咲きのくろゆり」~2023年リリースへ



百合系ループADVゲーム「早咲きのくろゆり」内で使用されるBGM「明日へ繋がる道」の動画がYouTubeで公開されている。ストリングスとピアノが使われたオーソドックスな曲調だが、エモい一曲になってる。ゲームそのものは2023年内にリリース予定だという。同人イベントで関連作品が販売される等、プロモーションも含めて制作は鋭意進捗中。開発・配給:1000-REKA、原案・原画担当:フカヒレ。OPテーマ/EDテーマは水湊いづきが担当する(楽曲もこのページから購入が可能だという)。

ゲームの舞台となるのは、新型ウイルスCLIIにより未成年の5割以上が死亡した世界。本作で描かれるキャラクターたちは主人公である笹森花を中心として、【好き】とそれに伴う葛藤【呪い】を巡って、百合をテーマにしたストーリーを紡ぎだしていく。ただ、ループする世界の中で、主人公である笹森はどの√を巡っても悲劇的な結末を迎える。この悲劇を脱するには、プレイヤー自身が選択肢を作り出して、笹森花の運命を変える必要がある、という。そこで使われるのがタイピングによる”ワード”の推察である。運命を変えるための”ワード”を推察して入力することで笹森の悲劇を変えることが出来るのだ。通常のADVゲームと違って選択肢を選択する余地はなく、むしろ選択肢を割り込ませる必要がある…システム的にとても斬新な試みといえるんではないか。

Steamページにおいても、ADVゲームにしては珍しい”タイピング”タグがついて回っている。LGBTQ+,ミステリー,ロマンス,感動的,といったタグも。2022春にCAMPFIREにおけるクラファンに成功したタイトルで、支援者390人によって総額500万円以上を集め(目標額65万円)、缶バッチなどハード特典も含めた様々なストレッチゴールを見事に踏破して見せた。ゲーム開発における資金活用だけでなく、人材活用など多角的なマネジメント面を持ち、特異な企画の結果ゲーム化に至るようだ。現段階では価格は未定。おそらく、新しいメメントを盛り込もうとする、その開発姿勢が高く評価できるIPになることだろう。

書き切れねーけどすんげー有能なかたが集まって作ってるようだよ☆