うつ病体験ADVゲーム「うつ病の部屋」~Steamで5/4リリースへ | ゲヲログ2.0

うつ病体験ADVゲーム「うつ病の部屋」~Steamで5/4リリースへ



プレイヤーにうつ病への理解を深めてもらう…という趣旨のADVゲーム「うつ病の部屋(英題:Room of Depression)」のSteamでのリリースが5/4に迫ってきている。開発:FirePillar2 パブリッシング:IndieArk どうやら開発もパブリッシングも中国がらみらしい。字幕・インターフェース:日本語&英語&中国語対応。フル音声:英語のみ対応。

ゲームの主人公は事務員のムーンという女性。一見するだけではそうとはわからんだろうが、実は彼女はうつ病に苦しめられている。世間一般的なスタイルとは違った感傷を抱き日常生活を送っているのだ。プレイヤーはムーンというメインキャラクターを通じて、うつ病への理解を深めることができる。このゲームは、そのエンタメ的ゲーム性よりも”うつ病への理解を深めてもらうために作られた専用のものだ”と公式筋は伝えている。

よーするにゲームは、精神疾患という社会問題を汲み入れた新機軸を盛り込み、設計がされているわけである。つまり、広義の「ゲーミフィケーション(簡単に言うとゲームシステムを通じてゲーム以外の社会的概念に影響を促す行動のコト)」のようなニュアンスを持つタイトルになっているとも言えそう。こういう社会性の高いゲームを中華メーカが作っちまうのか…

現段階で、Steamストアページを見る限り、”感動的”といったタグや”ロマンス”といったタグもついており、どういったゲームになるのかはよく分からんところが多い。だが、先進各国・特にその大都市で顕著であるという”うつ病”の病状理解を促すという新しいメメントを盛り込んだタイトルになるっちゅう点では、良い意味で社会的な作風になること自体は間違いないように思う。