Valveが誇るF2P超人気FPSタイトル「Counter-Strike: Global Offensive (CS: GO)」の18回目のメジャー大会がブラジル・リオデジャネイロの地で開催されている。「IEM Rio Major 2022」という大会名称だ。国内ではNegitaku.orgだけがその経緯を報じている。どうやらこの大会企画は、記憶に新しい買収劇で日本のSONY傘下になったESLがらみの大会なようだが、ぶっちゃけ日本人になじみ深い空気感はあまり感じられない(そもそもCS: GOは海外勢が強すぎて、日本国内ではプロタイトルとしてあんまり流行ってないと個人的には思う)。
この南米初のCS: GOメジャー大会は、もともと16回目のメジャーとして2020年に開催予定だったものだが、COVID-19流行という悪影響により延期されてきた経緯がある。開催期間は10/31~11/13の間で、世界各国から選りすぐられた精鋭たちが構成する24チームが参加。prize pool 100万ドル(1億円超)を巡って、熱き戦いを繰り広げる。
進捗もNegitaku.orgが伝えている。Negitaku.orgの9日現段階での最新情報によれば、すでにGSは終わりプレーオフ進出の8チームも決定した、という。それによると世界ランキングTop3のチームは既に敗退し、いずれもベスト8に入れなかったようだ。さらに勝ち残ったベスト8のうち4チームはCIS(独立国家共同体のことネ)系のチームとなっている、という。プレーオフ進出の切符を手にし、ベスト8に残ったチームは以下の通り。さらに組み合わせも決定しているので、そのツイートを張り付けてみる。
Cloud 9 USA Russia FURIA Esports Brazil USA Heroic Norway Denmark Outsiders Russia Fnatic UK Sweden Team Spirit Serbia Russia Natus Vincere Ukraine MOUZ Germany
7 matches separate us from the #IEM Rio CHAMPIONS. 🏆
— Intel® Extreme Masters (@IEM) November 9, 2022
The #IEM Rio Champions Stage. 🇧🇷
Starting 10th of November 2022.
Check out the bracket below! 👇 pic.twitter.com/HLJ44aYmHu
思えば、e-Sportsの企画においても、ロシア-ウクライナ情勢が背後で影響しており、ひじょ~に複雑な状況を呈している。強いて言えばCIS系に属す当該4チームのうち、スター的で日本での知名度も高いCloud 9の事例が一番わかりやすいかもしれない。これについてもNegitaku.orgがかなりコトの経緯を詳しく伝えてくれている。