ホラー系パーティローグライクデッキビルドゲーム「Draft of Darkness」~その日本語化への環境構築の目途が立つ | ゲヲログ2.0

ホラー系パーティローグライクデッキビルドゲーム「Draft of Darkness」~その日本語化への環境構築の目途が立つ



Steam上で明らかになっていることによれば、ゲーム「Draft of Darkness」のマルチランゲージ化は、その見込みが立っている、という。発表されたsourceによれば、”v1.2 Sewers Update Beta”でその下地が出来たという。かねてより待望されていた、パーティ系ローグライクデッキビルドゲームの多言語対応への道筋が立ったのだ。

ただ、注意してほしいのは、あくまで現段階のローカライズは下地のレベルについて、であって、(ゲヲログの本記事が執筆されている)現時点で邦語プレイが実際可能になっているわけではない、という点だ。設計上のフレームワークとして、ローカライズ実行環境が整っただけ、というわけだ(ただし、トルコ語でのプレイは可能になっとる)。

このベータ版にアクセスするにはSteamのベータ起動オプションで”v1.2 Sewers Update Beta”へのアクセス機能をONにしなければならない(Steamのゲームプロパティからアプデを落とし込めばいいだけで誰でも簡単にできる)。ローカライズに関しては上述のSteamページにて、英語でその整備に関して記載がされている。以下、Steamニュースページより引用の上、翻訳する。

Draft of Darkness now supports localization! This means that the technical changes required for translating the game are finally in place. Translations are still in progress. Currently, I’m relying on machine translation and looking for volunteers who will participate in the community effort to complete the translation of Draft of Darkness into different languages. If you are interested in contributing, please contact me via our Discord Server! I will be notifying those who have already contacted me before, as well. The languages that will, at the very least, receive machine translation include: Simplified Chinese, Japanese, Russian, Spanish, and Turkish.

「Draft of Darkness」はローカライズをサポートする。これは、ローカライズを巡って、技術的な環境整備がされたことを意味している。現在進行形でローカライズは進んでいる。現在は、機械翻訳に頼っているが、コミュニティーにて別言語に対応するためのボランティアを募っている。もしプロジェクトに貢献したいのであれば、公式のDiscord Serverに参加し、開発者にコンタクトを取ってほしい。過去、既にこの件でコンタクトをとった方にも連絡させていただく。ローカライズは、少なくとも機械翻訳で、簡体字中国語・日本語・ロシア語・スペイン語・トルコ語に対応する見込みである。

Draft of Darkness-v1.2 Sewers Update Beta-Steamニュースより引用・翻訳

ゲーム「Draft of Darkness」は、デヴェロッピング・パブリッシングともに、トルコ・インタンブールにHQを構えるCrawly Gamesが手掛ける、ホラー系チーム型デッキビルドローグライクゲーム。邦人のファンも根強くいる傾向が、本作のSteam販売ページのレビューから見て取れるように、日本語ローカリゼーションが将来出来るならば、日本人Steamerにとって待ちに待った待望のグレードアップ、といえそうだ。

※ついでに言っておくと、次のゲームプロジェクト(未発表)も同スタジオは抱えている、という。