「Disco Elysium – The Final Cut」Steam含む全プラットフォーム向け日本語版~2022年春に発売へ | ゲヲログ2.0

「Disco Elysium – The Final Cut」Steam含む全プラットフォーム向け日本語版~2022年春に発売へ



この件について9月末AUTOMATONが詳しく伝えているが、待望の傑作ADVRPGのフルパック版「Disco Elysium – The Final Cut」の日本語ローカライズが決定した(AUTOMATON)。同記事では追記事項として、同作がSteamも含め、全プラットフォームで邦語化対応することを伝えている(上述の動画はSwitch向けのもの)。この邦語化対応を巡っては、PLAYISMが重要な役割を果たしているという。インディーのみならず全ゲームシーンにおいて、21世紀を代表するであろうゲームのローカライズが達成されることが決まったことを歓迎したい。

このゲームを巡っては、”The Final Cut”へのグレードアップに伴い、日本語化の御大であるsynctam氏がローカライズがより困難になった、と今年4月に自身のブログにて表明したばかりであった(synctamの雑談日記)。どうやらこれはシステム上の問題らしい。洋ゲーのADV/RPGは本作に代表されるように、膨大な英文テキスト量を日本語化するにあたってより困難な状況が伴う。そういう意味では、準大手/中堅の会社が英断した結果といえる。邦語化作業が困難なタイトルのローカライズの現状打開を図ってくれたPLAYISMの功績はあまりにもでかい…

「Disco Elysium」は小説的なアプローチに近い、ADVの側面を併せ持つRPGとして高く評価されているゲーム。TRPGのアイデアを盛り込んだ刑事ものという、独特の世界観を持つタイトル。これまで受賞したアワードの数は数えきれないほどで、かの有名なTIME誌のレビューにおいても傑作とされている(Time)。Metascoreは97を記録している(Metacritic)。