既往作「CINERIS SOMNIA」で知られるゲームデヴェロッパーNAYUTA STUDIOが、2023年第4四半期発表に向け新作ホラータイトルを開発中だそうな。そのタイトル名「ウツロマユ – Hollow Cocoon –」というもの。同作はFPSのシステムを駆使した和風ホラータイトルになるようだ。Steamストア上ではいくつかのSSとともに、alpha build gameplayの様子（動画）が既に配信されている。この動画からは、相当綺麗なゲーム映像が実現されていることが窺い知れる。
本作では、山村・一ノ瀬にたどり着いたある大学生が主人公。母の葬儀にも参加しなかった、嫌悪感すら覚えている、危篤状態の祖母の住む山村を舞台に、主人公は恐ろしい真実を知ることになる。これが本作のストーリー。その舞台となるのは、1980年代の日本の田舎ということになるようだ。システムとしてはマルチエンディングを採用し、ADVゲームにしては珍しめの難易度設定もある。さらにオートセーブのON/OFFも可能、とSteamストアには記載がある。”ウツロマユ”という題名を取っているだけあって、繭や蚕が本作のキーポイントになるようだ。
本作は成人向けコンテンツとして配信される見込み。暴力表現・流血表現・自殺といったセンシティブな要素を多く含むためだ、という。また、動画配信のガイドラインはYouTube上の広告・投げ銭等のクリエイター機能によるもののみ許可され、配信にあたってはオリジナリティを含むゲームプレイの様子が義務づけられるなどそれなりタイトなものと見受ける（もちろんこのご時世、大々的につべプラットフォーム上ではプレミアム機能以外のほぼすべてを許可しているというだけで大変ありがたいことですが…）。
ビジュアル面で優れていることは既存のgameplayを見る限り明らか。あと中身がどうなるか？ホラーADVとして確固たる評価を、プレイヤーから受けることを期待して配信を待ちたい。
