パブリッシングAkupara Games注目のローグライト「Astrea: Six-Sided Oracles」の報:その他もろもろ | ゲヲログ2.0

パブリッシングAkupara Games注目のローグライト「Astrea: Six-Sided Oracles」の報:その他もろもろ



カリフォルニア・ロスにHQを置くAkupara Gamesがそのゲーム制作の関連活動を活発化させている。同社は、2016年に現在のCEOであるDavid Loganによって設立された独立系のゲーム会社。おそらく、日本ではSteamerの中でも特段生粋のコア層しか知らないゲーム会社だろう。ホモゲー「Spinch」ゲロゲー「GRIME」のパブリッシングでニッチに有名なゲーム会社だ。ダイスの確率論をゲームの主題にとり、ローグライト要素を多分に含んだ、芸術的なデザインセンスを持つゲーム「Astrea: Six-Sided Oracles」をパブリッシング・直近の注目作としているようで、今、日本でもこのIPで俄かに注目を浴びている。このタイトルについてはAUTOMATONdoope!ゲムスパが連じて報じている。

そもそもゲーム…特にローグライトゲームはダイスクロール的確率論のエンターテインメントではないか?と思われるかもしれないが、同作はダイスの目自体がデッキを構築するという点が真新しいゲーム要素である、とAUTOMATONは記事中で伝えている。ゲームのPVを見た限りでは、”ダイスを振る”ことが”デッキ構築し選択肢となる”ことが伺える。そして、そのダイス(本ゲームでいうアストラリウムのこと)の組み合わせに特化し『デッキ構築のシステム』と相成っている点が特徴的だという。他にも”オラクル””センチネル”といったヒーロや祝儀という立ち位置の膨大な付随要素があり、それらが”アストラリウム”自体の強化と綿密に関連していて、交絡要素が多数含まれているゲームであることがSteamページから判明している。プレイヤーは世界の調和が乱れた原因を探る”オラクル”となり、フルスロットルで頭を使いながら、強敵と向き合うこととなる。リスク&リターンを見込んだ、高い戦略性が求められるゲームに仕上がる予定だという。Steamページによれば邦語対応の上、2023年リリース予定。開発はブラジルサンパウロにHQを置くLittle Leo Games

ゲーム会社Akupara GamesのHPによれば、同社は今年2023年3月31日付のブログニュース記事で、自社関連タイトルをゲームセレブレーションPAX Eastにて広報したことを明らかにしている。それによれば、同社の部門で今後リリースが予定されてるタイトルとして「Zoeti」「Universe For Sale」「Behind the Frame: The Finest Scenery VR」などがあるという。ローグライトに限らず、ポイント&クリック型ADV・VRタイトルなど様々な種類のゲームを取り扱っているようだ。これらの中でもいくつかのIPは現時点でデモ版がSteamプラットフォームからDLできる状況にあるので気になった方はプレイしてみてはいかがだろうか。同社は”ピラー”(おそらく『方針』のことだろうが…)として『なるべく多くのかたにプレイしてもらいたいがためローカライズ&マルチプラットフォームに力を入れている』旨を標榜している。他にも『息の長いサポートの実現』『自社開発(所謂インハウスデヴェロップメント)の尊重』などの”ピラー”があるようだ。

なにはともあれ、斬新なゲーム/奇想天外で意外性あるゲームを手掛けるゲームカンパニーが、独特な方針で頑張っている姿勢には、イチゲーマとしてもかなり勇気づけられるというモノ。大手のゲーム会社にはできないセンスでもってして、ゲーム開発と販売を手掛けるその”情熱の熱量”には素人ながら感心するものがある。公式つべチャンネルでも活発に活動しているようなので気になった方はチェックせよ。