【連載:ローグライト探訪記】「A Bit of Tactics」~”軽く”て”やり込み具合ある”タイトルか | ゲヲログ2.0

【連載:ローグライト探訪記】「A Bit of Tactics」~”軽く”て”やり込み具合ある”タイトルか



来たる1/20、今流行りのマップ系の亜種ローグライトゲームに属する新タイトル「A Bit of Tactics」がSteamにてリリースされるようだ。トレイラーを見る限り、けっこう面白そう。ちょっと驚いたけど、ゲムスパですら今作に関しては関連情報を報じていなかった。開発・パブリッシングともにKreamyLandが手掛けるようだ(そのTwitterアカウントにはチェコ国旗のアイコンが掲げられているので、チェコのゲーム会社である可能性が高い)。当該Twitterアカウントの開設が2022/9であることを鑑みると、出来立てホヤホヤのゲームであるだけに、速報性ではコアゲーマーにとって定評のあるゲムスパですら詳しい動向を追えなかったのかもしれない。

ゲームはタイルで仕切られた盤面状のマップを舞台に繰り広げられるタクティクスタイプのローグライトタイトル。いわゆる「Into the Breach」に独自の解釈を加えたであろうブツといっていいだろう。公開されているトレイラーにはAP(おそらくアクティブポイントの略語だろう)という記載があるので、エネルギーを消費しながら高効率なダンジョン踏破性を追い求めるような、タクティックなタイトルになるよう見受けられる。また当該トレイラーを見るうえでもSteamページを見るうえでも、多数のアイテムや敵種を実装していることがアピールされている。単純にアイテムだけでも200を超える数を実装するほか、敵種も100を超える、ボス種は15以上にも上る、というのだ。さらに『アイテム取ったもん勝ちじゃー!!!』ではなく「Backpack Hero」のごとくのインベントリマネジメントの要素もあるらしひ。

様々なエッセンスを汲み入れたローグライトは最近数多いが、同時に戦略上シビアで疲れるタイトルも最近は多いようあたしは感じる。本記事初稿が執筆されている時点で、「A Bit of Tactics」の発売まで残された時間はあと1時間ほどしかないが、ゆったりとした雰囲気の中繰り広げられる・アイコンチックなこじんまりとした、だがやり込み具合の強いタイトル・軽くてやりがいのあるタイトルになってくれることを期待したい。